【樹海のかみさま】初出勤:氷のいたずらと揺れる疑念
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー2章20話:初出勤よりインスパイア
やはり、月潟琵樹はかみさまなのか……?
そんな疑念が頭をよぎる。
だとすれば、少しだけ受け入れ難い。
何をだろう。何においても余裕を崩さなかったかみさまがこんな顔をしていることを? いいや、このモヤモヤはなんだ。
やはりどうしても、僕には彼女がかみさまだとは思えなかった。何かが違う。その何かはわからないけれど、僕の本能が違うと告げている。
「幽々火さん?」
「へ? ひゃっ!?」
ぼーっとしていると、頬に冷たい感触がした。月潟の人形のような白い指先、そこに氷が摘まれていた。どうやら製氷室から一つ拝借したらしい。いや、そんなことはどうでもよくて……。
「え、今の可愛い声、だれ……?」
「お、俺じゃあねぇぞ」
「源さん、そりゃあわかってますよ……」
思わず……声に出ちゃってた……。
「……………幽々火さん」
「は、はい」
「幽々火ちゃんって呼んでもいい……?」
「嫌です!!!」
目を輝かせて指をわきわきと動かす月潟は、獲物を見つけた肉食獣の表情をしていた。女の子好きを宣言している月潟の前で、女の子って感じの言動はしたくなかったのに!
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