開宴 -Create of AIearth-
いよいよ始まりましたよ異世界アイアス!
2,3カ月に一度の定期開催を予定していたはずが、
気がついたら半年以上ぶりのに…(;^ω^)
そして、今回はこれを投稿する際に時間が
ありませんでしたので、お試しも兼ねてGrok4.1に
ショートストーリーを書いてもらいました(・ω・)
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灼熱の陽光が降り注ぐ渇いた都市
イヒルコ大陸のとあるコロシアム。
観客席は埃っぽい熱気と血の匂いに満ち、
歓声が地響きのように響き渡る。
中央の円形闘技場に立つのは、
青い短髪に赤い小さな鬼の角を生やした
少年――名も告げず、
ただ「鬼人」と呼ばれる若き冒険者だった。
薄水色の羽織に桜の文様が揺れ、
腰には古びた刀が一振り。
左腕には白い包帯が巻かれ、すでに何度かの戦いを
物語っている。彼は口を閉ざしたまま、
ただ鋭い青い瞳で正面の敵を見据えていた。
対峙するのは、赤いマントを翻す漢の闘士。
ブロンズの胸当てに円形の盾、
右手には長大な槍を握り、
兜の下から覗く目は獲物を狩る猛獣のそれだ。
「次! 鬼人の坊主だ!
あの無口な奴がまた勝つのか、
それとも今日こそ血に染まるか!?」
観客の野次が飛び交う中、闘士が一歩踏み出す。
「小僧……口の利けない奴は嫌いだ。
せめて最期に悲鳴の一つでも上げろよ!」
巨漢が地を蹴り、砂煙を上げて突進する。
槍が閃く――直線的で、重く、容赦のない一撃。
少年は動かない。
ただ、わずかに腰を落とし、
左手を刀の柄に添えた瞬間。
カキン!
乾いた金属音が闘技場を切り裂いた。
少年の刀はまだ鞘の中。
抜かずとも、鞘ごと槍の穂先を弾き、
軌道を逸らしたのだ。
闘士の目が見開く。
「なっ……!?」
次の瞬間、少年は一歩だけ前に出ていた。
距離は一丈から一間へ。
闘士が慌てて盾を構えるが、遅い。
少年の右手が動く。
――抜刀。
桜の花びらのような残光が弧を描き、
漢の槍が根元から真っ二つに両断された。
観客席がどよめく。
少年は無言のまま、
折れた槍の穂先を足で蹴り上げ、それを左手で掴む。
そして闘士の胸元へ――投擲。
ズブリ。
ブロンズの胸当てを貫き、巨漢は膝をついた。
血が砂に染みていく。
少年は刀をゆっくりと納め、背を向ける。
観客の歓声が爆発する中、彼はただ一言も発さず、
闘技場の出口へと歩み去った。
呪文
入力なし