低解像度での絵柄のまま高解像度化(hi-res fix)したい【StableDiffution WebUI研究】
でもその絵柄で高解像度化しようとシードを固定して hi res-fix なんかしたら、絵柄がガラっと変わったり、時にはとてつもないバケモノが生まれてしまうよ。作例の1枚目、サムネ画像が好きな絵柄が出た800pxスクエアの画像で、2枚目はシンプルにそれをデフォルト設定で hi res-fix を使い1600pxスクエアにした画像だよ。説明に都合良くバケモノが生まれたよ。
これをどうにかして回避できないかとずっと悩んでいたよ。まぁExtrasタブの拡大機能を使えばそれでも同じ効果が得られるんだけど、いつもやってるt2iタブの中で作業が完結出来ればその方が楽なんだよ。
これをプロンプトでやれるのかどうかあれこれ試して早数週間、もう諦めたという本日早朝に、突然にある方法をひらめいたよ。
それはプロンプトではなくて設定をいじるだけだったんだけど、これが正解で、ついにまったく同じ絵をt2iで高解像度化することが出来たよ。そうして高解像度化したのが3枚目の画像だよ。(プロンプトはまったく同一)
ついでに別の絵柄でも試したものを、4、5、6枚目に載せるよ。並びは同様に、「元の低解像度画像」、「デフォのhi res fix」、「設定をいじって hi res fix」だよ。
〈酔っ払って操作を誤り途中で投稿したのでこっから追記〉
こんな簡単な方法でまったく同じ絵柄を保てるとは、もうみんな知ってたなら早く教えて欲しかったよ。
いじるべき設定は "denoising strength"(翻訳している人は「ノイズ除去強度」とかになってるはず)で、これを"0.1"とか"0.01"にするだけでよかったよ。考えてみればなるほどで、「通常の工程で出来上がった画像」に対して、hires fix の追加工程でどれだけdenoiseするかという設定なわけだから、それを限りなくゼロに近づければ、通常工程での完成品とほぼ変わらないものが出てくるわけだよ。
hi res fixの工程でやることがないから、hires 時のステップ数は5とかで充分だったよ。これは時短にもなるよ。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 25
- Scale 8
- Seed 2673057552
- Sampler Euler
- Strength
- Noise
- Steps 25
- Scale 8
- Seed 2673057552
- Sampler Euler