ウェスティリア国史XLⅨ remake
数多の犠牲を出しながらもサラトバ連合軍は魔皇軍の先遣部隊と幹部をあらかた殲滅した。
サラトバ連合軍は未だ戦闘が続いている地域に部隊を派遣するための編成の為に「戦闘態勢の待機」状態に入った。
神経を張り巡らせ警戒心も解除していなかったが……どこか緊張感が緩んでしまっていた刹那に、その者は出現した。
「まさか人如きが我が軍勢を殲滅するとは大したものよ。いや?……我が幹部が貧弱すぎたのかな?……考えは改めなくてはならんな。この世界を滅ぼす為に我が直々に出陣しよう」
出現と同時にレスランドの部隊は全滅した……この報せを受けたサラトバ連合軍は恐慌状態に陥った。
当の魔皇は
「さて……50%の力でいいかな?」と余裕な態度であった。
呪文
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