ウェスティリア国史LⅥ remake
時はウェスティリア新提督の戦勝演説より数時間前に遡る、各国の外交責任者が湖城の一室に集まり調印文書の最終的な摺合せを行っていた。
各国が最終合意に達したのは演説の少し前になる。
内容
⑴中央湖の所有権
⑵私掠船制度の廃止
⑶私掠船により生じた被害の賠償
⑷貿易に関して、関税の撤廃や削減の方法
⑸貿易に関する原産地規則及び緊急措置
⑹税関手続の透明性の確保と通関手続の簡素化
⑺貿易救済
⑻衛生検疫措置
⑼ギルド関係者の一時的な入国の許可に関するルールの制定
⑽魔法権、剣術権、工房権、武術権等の知的財産の保護、権利行使手続等の制定
(11)労働基準の同一化
(12)人材育成
(13)紛争解決
(14)合同慰霊碑建立と慰霊祭に関するるルールの制定
(15)サラトバ大陸議会の発足と議員選出に関する条項
後の世に「中央湖の和議」と呼ばれる多国間の同盟条約の誕生である。
余談ではあるがレスランドの外務大臣は自国の首相が隣に座って調印式を見ている事に心底驚いた。
呪文
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