宇宙人カノジョ化計画_01
俺の名前は春日井遥斗(ハルト)。
どこにでもいるような田舎の男子高校生だ。
真冬の真夜中。
今日俺はワケあってこの公園に来ている。
悪友の大地(ダイチ)からエロ本を調達するためだ。
しかしお互い都合が合わず、直接の受け渡しは断念。
ダイチ「いつもの公園の一番デカい木の下に置いとくから取りに来い」
ということで、親の目を盗んでとなると必然的にこんな時間になってしまうワケだ。
園内は日中に降った雪が残っていて不思議と明るい。
ハルト(流石にこんな時間に人はいないだろう)
約束の木を目指し歩いていると、一瞬大きな衝突音が聞こえた。
ハルト「何だ?!雷か?爆撃か?テロか?」
面倒事に巻き込まれそうで引き返そうとも思ったが、怖いもの見たさと任務遂行の使命感から音のした方へ恐る恐る歩み寄っていく。
ちょうどあの木の方向だ。
早くしないとエロ本が他の人に盗られてしまうかもしれない。
そして木の近くまで辿り着いた俺が見た光景は、我が目を疑うものだった。
見たこともない全身銀色の中性的な人?が俺のエロ本を手に取ってブツブツと独り言を喋っている。
すると突然体がぐにゃぐにゃと変形したかと思うとみるみるうちに白ビキニ姿の女性に変身してしまった。
ハルト(マジかよ……これは夢か?)
頬をつねってみる。
ハルト(痛い、夢じゃない。しかもあの姿は!)
間違いない。例のエロ本の今号の表紙を飾る、沢井レナちゃんだ。
事前にネットで確認しておいたから間違いない。
俺は今一度表紙を確認しようとポケットからスマホを取り出そうとした。
目の前のレナちゃんはこの寒さに震えているようだ。
ジャリ
ハルト「あっ……」
俺はその拍子に体勢を崩し、足元の砂利を踏んづけてしまった。
何ということだろう。不運にもそこだけ雪が積もっていなかったのだ。
レナちゃんと目が合う。〈画像1、2枚目〉
こうして俺は、レナちゃんの姿をした“何か”と遭遇してしまった。
まさかこの“何か”が俺の青春を彩り生涯を共にする伴侶になるなど、この時の俺は思いもしなかった。
……いや、少しはしたかもしれない。
続き→ https://www.chichi-pui.com/posts/9402665e-43dc-4bf2-a4ff-4a6fd4bfd9fb/ ※R-15注意
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