華園キムチ『飢える噛む煙草』【心怪せよ】
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華園キムチは心をハードボイルドに、朝食の支度をする。
言っておくがこれは義務である…
だから、煙草を吸うのだ。
別段、好きで吸ってるわけではない…
暴れてしまうから吸うのだ。
だから、友人というより、戦友の関係性だ。
時たるものは残酷なもので、もう朝だ…日がすぐに昇る。太陽なんて死ねばいいのに…なんて、毒を吐いてしまうのが華園キムチである。
いつだって、聖人君子ではないし、人間天使でもない…ネコノの心の怪物はその現れだった。
歓迎するが、毒を吐く…
嫌なら、帰れ…無理をさせないスタイル…
つまり、飢える噛む煙草ってのは…
飢えた状態で煙草を吸いながら何度も何度も噛むことを言う。
肺がボロボロになってしまわないか…
こんなに若いのに、君は煙草を吸って…けしからんな。
身勝手である、別に煙草を吸おうが吸わまいが、自由だろうがと彼女はストレスを抱えていた。
ちなみに、ネコノは煙草は吸わない…、つまり、虚構の煙草を吸わせてるのだ。
イマジナリー煙草は、リアル煙草と違って…、無害だ。
もし、害があるとしたら、マホウのある世界で煙草マホウができてることだろう。
マホウは確かに魅力的だが、現実にあったら大変なことになってただろう。
科学でさえ、大変なのに…マホウも加わったら…大変だ。
「…」が多くなってきたように感じる…。
考えさせて欲しい時間が多すぎる…。
常に、何かに追われている…。
だから、「…」があることで、一旦考えることを行ってるわけだ…。
これは、異常である。
あまりにも、多すぎると見苦しくないか!?
でも、これが個性であるもう、戻れない癖なのだ…。
現にこうした原因を作ったのは、君たち、第三者である…。
人のせいにするのかい?それは不愉快極まりない、身に覚えのないことだと…言うのだろう。
私は知っている…まさに神のごとく、君たちの中には、そうした労力を組んだものに対して、読みもせずに評価する姿勢であることを…
中にはこの文というものを読んでくれてる者もいるし、ないし、時間や人生は有限であるから、この訴えに関してなんら責める義理もないし、何も言わない。
だが、こうした心理的負担が積み重なった結果、「…」を多様せざるおえなくなったことを許して欲しい。
許す?別に貴方は裁判官ではないし、ここは裁判所でもないのですよ
と言う声が聞こえてくる。
だが、私にとって、この場所は裁判所であり、審理の部屋である。さながら、陪審員たちに囲まれ、びくびくしながら、この中で紙を書いている。
明日は死刑か、極刑か、首吊り、火刑か、拷問か…このえもいわれぬ、不安さを抱えながら生きる必要性があった。
おまけに、羨むことを持ち合わせてるのだから、たちが悪い…。
強盗のような野蛮人が跋扈する世界にて、
華園キムチはナイフのようなハートで料理をする。
ハードボイルド、火力は強火…思い出したかのように書いていくネコノは哀れで仕方がない。
だが、ここまで書いても誰も褒めてくれるものはいないし、これは孤独の戦い…、今の心情たるものを怪物にしたら、これなのだ。
煙草を吐きたくなるようなほどにストレスを抱えている。
一見すると、可愛い画像で、なにこれー!わぁー!といったキラキラボイスよ爆ぜろ!てめぇの口にバズーカをぶちこんで、ぶっとばしてやる!
華園キムチは苛烈なほどに、感情を昂らせて、詩を書いていた。
病んでるときほど、想像力が増すというが、まさしくその通り、病んでなければ、ここまで書いていない。
テレビに映るのは最強学級抗争に君臨した学級委員長(ヘッド)がゆくゆくは世界の学校にも抗争をしかけ組を広げたりするといったニュースを見たり…他には…クレイジーサイコパスな警察官が、凶悪犯罪者を射殺し、恩賞を受けたりと、最近、世界は正常とは真逆、発狂へと進んでいる気がする…
彼女に出来ることは煙草を吸って吐いて、
事の成り行きを見守るのみ…。
交わるのは苦手だと華園キムチは思いつつも、いいと思ったもの、面白いなと思ったものには手紙を書いて送るほどに熱意に溢れていた。
実際、ネコノはそうした作品への感想を書くのが大好きであった。
応援したい、これからもという思い、まさに闇とは反対の光じみた行動だ。
常に暗闇を歩いてるわけじゃない…
ただ、太陽が苦手なだけなのだ。
まさしく、ネコノは吸血鬼みたいに、太陽が嫌いだった。
彼女の場合は、外に出ることを義務と感じているため、そこが心の怪物たるものなのだ。
外に出ることも義務、ご飯を作ることも義務、この世は責務に溢れている。
人間の責務のために、それを怠れば債務になって、人格崩壊するのだろう。
怠ることを忘れるのが怖い…
何事もバランスであり、天秤が崩れたとき、人間は死んでしまうのだろうか。
そうでなくとも、精神を病むに違いない…実際、ネコノは精神を病むほどに飢えたことがある。
その過程で飢えの文学を希求するにいたり、こうして、長々と、自己満たる醜悪を晒している。
自己の生命の為にもこうした、ことは控えるべきだろうが…書くことに依存している…執筆依存症に効く薬が欲しい…
書くのを辞めると死んでしまうのではという呪いがかかっている。
どう、終わらせようか…
教えてよ華園キムチ
だが、彼女は煙草を吸って吐いて
今日の朝のニュースを見るだけ…
私はこんなにも苦しんでいるのに
救ってくれないのが
心の怪物なのだと思うと
拳を握って地面を殴るしかなかった…。
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