穢された森の至宝:放浪編
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第2話 人間編
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序章:追われる亡魂
アイリシアはシルヴァニアの森から追い出された夜から、かつての王女の面影を捨て、「アイ」と名乗って人間として放浪していた。パールミントグリーンの髪は追っ手から身を隠すため黒く染め、短く切り揃えられている。ヴァルドリアの研究所での人化施術により、魔法の力は失われ、尖ったエルフの耳は丸い人間の耳に変わっていた。彼女は研究所から脱走した「実験体」として王国兵に追われると同時に、シルヴァニアのエルフたちからも「聖性を穢した堕落の魔女」として追われていた。アイは双方の追っ手を避け、魔物が跋扈する荒野を彷徨った。
元々、アイリシアはお嬢様育ちで、侍女に頼り、戦いやサバイバルを知らない無力な存在だった。だが、荒野の放浪の日々は彼女を別人に変えた。彼女の装備は旅の中で手に入れたものだった。盗賊を倒した際に奪った、動きやすいよう改造した貴族のドレスは、薄汚れながらも彼女の身を軽く保つ。王国兵から奪った軽装鎧は、肩と胸を保護しつつ機動力を損なわない。そして、エルフの斥候から奪ったミスリルの短剣は、軽量で鋭い刃が彼女の手に馴染んでいた。王国兵の松明の音やエルフ斥候の弓弦の響きが、アイを常に追い詰めたが、彼女はもはや無力なお嬢様ではなかった。
第1章:荒野での圧倒と力の証明
アイはヴァルドリアの国境を越え、魔物がうごめく荒れ果てた平原を進んだ。灼熱の陽射しと夜の冷気が彼女を苛んだが、彼女の動きはもはやお嬢様のそれではなかった。ある夜、魔狼の群れに囲まれたアイは、貴族のドレスを翻し、軽装鎧の保護を頼りに動いた。俊敏性を活かし、狼の突進を軽やかにかわし、隠密性を駆使して岩陰に身を潜めた。ミスリルの短剣を握り、一頭の魔狼の喉を正確に突き刺すと、血が地面に飛び散り、他の狼が怯んだ隙に次々と急所を狙った。数分後、魔狼の群れは全て倒れ、アイは息を整えながら「これが…今の私」と呟いた。
別の日、王国兵の小隊が彼女を追跡してきた。アイは隠密性を発揮し、茂みに身を隠して彼らの動きを観察。兵士が近づいた瞬間、彼女は俊敏に飛び出し、ミスリルの短剣で一人の膝を切り裂き、叫び声を上げる前に別の兵士の首を突いた。軽装鎧が矢を弾き、彼女は残りの兵士を圧倒。貴族のドレスの裾を翻しながら、アイは「もう逃げるだけじゃない」と確信した。放浪の中で磨かれた俊敏性、隠密性、殺傷能力は、彼女を荒野の脅威を圧倒する存在に変えていた。
第2章:密林の戦いと無慈悲な強さ
大陸中央の密林地帯で、アイはエルフの斥候と王国兵の両方から追われた。エルフたちは「シルヴァニアの恥」として彼女を抹殺しようとし、王国兵は研究所の「貴重な実験体」を取り戻そうとしていた。だが、アイはもはや獲物ではなかった。ある夜、エルフの斥候が矢を放った瞬間、アイは隠密性を活かし、木々の影に消えた。貴族のドレスの裾を静かに抑え、彼女は音もなく斥候の背後に回り、ミスリルの短剣で喉を一閃。血が木の根に滴る前に、彼女は次の斥候に迫り、俊敏な動きで弓を叩き落とし、短剣で心臓を貫いた。「シルヴァニア…私を拒んだのはあなたたちよ」と呟き、彼女は無慈悲に敵を排除した。
食料を確保するため、アイは野生の鳥を狩った。彼女の殺傷能力は、密林での戦いでさらに研ぎ澄まされていた。軽装鎧を身にまとい、ミスリルの短剣を手に、彼女は鳥の動きを読み、静かに近づき、一撃で仕留めた。かつては罠を仕掛けても失敗していたお嬢様が、今は一瞬で獲物を倒す狩人に変わっていた。「生き延びるだけじゃない…私が強いから」と呟き、彼女は自分の力を確信した。俊敏性、隠密性、殺傷能力が一体となり、アイは密林の脅威を圧倒する存在となっていた。
第3章:カザナミへの到達とサクラとの出会い
アイは大陸を東へ進み、海辺にたどり着いた。極東の島国「カザナミ」への漁船に密航し、荒々しい海を渡った。カザナミは、桜の花が舞い、竹林がそよぐ和風の国で、ヴァルドリアやシルヴァニアの手が及ばない独立した勢力だった。王国兵もエルフもこの国には干渉できず、アイは初めて追われない安息の地を得た。黒い短髪と人間の耳で目立たず、彼女はカザナミの小さな村にたどり着いた。
市場で食料を盗もうとしたアイは、行商人の女性、サクラに気づかれた。自分の強さに自信を持つアイは、貴族のドレスを翻し、俊敏性を活かして人混みに紛れ、逃げようとした。だが、サクラは異常な速さでアイの前に立ちはだかり、鋭い目で彼女を見据えた。「逃げるつもり?」とサクラが静かに言うと、アイはミスリルの短剣を抜き、軽装鎧の保護を頼りに飛びかかった。サクラは一瞬で身を翻し、アイの腕をひねり、地面に押し倒した。その動きは、行商人とは思えないしなやかさと力強さに満ちていた。アイは初めて自分より速い相手に驚き、抵抗をやめた。サクラは微笑み、「強さは認めるけど、腹ペコじゃ戦えないよ。うちでご飯食べなよ」と手を差し伸べた。アイは屈辱を感じつつも、彼女の力に興味を抱き、サクラの家に居候することになった。サクラの動きには、ただの行商人とは異なる片鱗が垣間見えたが、アイはそれ以上詮索しなかった。
第4章:人間の本能と新たな発見
ある夜、サクラとタイチが寝静まった後、アイは自室の布団の中で落ち着かない気持ちに駆られた。サクラの夫、タイチが昼間に薪を運ぶ姿――汗で光る腕と力強い動き――が頭に浮かび、彼女の身体に初めての疼きが生じた。人間としての身体はエルフにはない性的な本能を持ち、放浪中は生き延びるのに必死でこうした衝動を感じる余裕はなかった。アイは布団の中でそっと自分の身体に手を這わせた。最初は胸や太ももを撫で、温かい感覚を探った。ヴァルドリアの大司教ゼノスによる行為の記憶が一瞬よぎり、あの時に感じた強烈な快感が蘇った。その感覚に導かれるように、彼女は臀部に手を伸ばし、お尻の穴に軽く触れてみた。
初めての感触に身体が震え、未知の快感が全身を駆け巡った。「こんな…気持ちいい場所が…?」と呟き、彼女は慎重に指を動かした。ゆっくりと指先をお尻の穴に挿入し、締め付けと温もりに驚きながら、徐々に奥へ進めた。熱い波が下腹部から広がり、息が乱れた。彼女は布団を握りしめ、声を抑えながら指を前後に動かし、快感がピークに達すると、身体が激しく震え、秘部から透明な液体が勢いよく流れ出した。潮吹きの感覚に驚き、アイは汗と息で布団を濡らしながら、「人間の身体って…こんな感覚なの…?」と呟き、放心状態で天井を見つめた。初めての自慰行為で、彼女はお尻の穴が自分の感じる場所だと気づき、羞恥と驚きが入り混じった。
第5章:カザナミの新生活と呼び出し
サクラの家に居候しながら、アイはカザナミの村で暮らし始めた。ある夜、村の祭りに参加していたアイは、提灯の灯りの中で野犬が村に現れたのを目撃した。彼女はサクラから貰ったカザナミの衣装を身にまとい、俊敏性を活かし、野犬の突進を軽やかにかわし、隠密性を駆使してその背後に回った。ミスリルの短剣を手に、彼女は正確に野犬の首を突き刺し、短い唸り声と共に倒した。村人たちが驚く中、アイは冷ややかな目で周囲を見渡し、サクラの鋭い視線とタイチの穏やかな笑顔に迎えられた。
市場でサクラの手伝いをする中、アイの俊敏性は荷物を運ぶ速さに、隠密性は人混みをすり抜ける巧みさに役立った。ある日、村の子供が川に落ちた時、アイは軽装鎧をまとい、ミスリルの短剣を腰に携えたまま素早く飛び込み、静かに子供を岸に運び、的確に救助した。サクラは「アイ、すごいね」と笑い、タイチも頷いた。かつての無力なお嬢様は、放浪を通じて得た力をカザナミで活かし、村人たちから信頼を得た。サクラの動きには時折、行商人らしからぬ鋭さが見えたが、アイはそれが何を意味するのか考えなかった。
カザナミの平和な空気は、シルヴァニアの記憶を遠くに押しやった。ある夕暮れ、アイはサクラの家で休息していた。サクラが市場から戻ると、彼女の手にはカザナミを統治するお殿様からの呼び出し状があった。サクラは「アイ、これ…あなた宛てだよ」と少し緊張した声で渡した。アイは貴族のドレスの裾を整え、封を開けて呼び出し状を読んだ。「旅人のアイ、城へ参れ」と書かれた簡潔な文字に、彼女の心はざわめいた。桜の木の下、風に揺れる黒い髪と共に、アイの新たな物語が始まろうとしていた。
呪文
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