小説『文字消えて文字離れる』【ニャンノ世界】
『文字消えて文字離れる』
人々は文字というものから離れつつある
その先にある苦難と受難から離れつつある
苦は楽の種、楽は苦の種
AI生成は楽は苦の種だと考えている
絵を描く労力をAIに生成させて肩代わりしてるのだから…
書くという行為は辛く大変なことだ
創造力をイラストから
込めねばならぬのだから…
だから、
書くときに悩み泣くこともあるし、
書いていくことで見えなかったものが見えてきて、
時に其が深淵の底より牙を向いていくことがあるから、大変なものだ。
しかし、それでも反抗する意思や考える力は身に付いていく、何もないよりはあったほうがいい、少しでも書いたら、それが自ずと自分の世界を彩ることに繋がる…
だからこそ、私は書いて苦を進むのだ。
それが創作するのが楽しい核となるのだから…
猫は踊る…猫は進む…
この不条理と不合理的な世界に
深淵の坩堝なる打撃を込めてゆく
猫はダンスをするのが好きだ
なぜなら、不条理に対して
ブレイクできるからな
なんといっても、猫は踊ってることで
全てを忘れられるからだ。
涙、流れぬ者はおらぬ
創作、書くことは苦悩や苦痛を伴いながらも進んでいく。
笑顔の花を咲かせましょと
機械的な音声が聞こえてきた
笑顔って何だろうか
深淵に見ゆる微笑と何が異なるのだろうか
山月記じみた獣が吠える…
ある種の苦難、
集団という枠から外れてしまいがちな孤独が涙を誘ってしまったのではないかと
不安になってニャンと泣いた。
呪文
入力なし