黒ぽにヒップホップ
周囲に群がる小さな存在は、
黒色生体細胞がマスコット化した個体――
**「くろほうくん」**たちである。
彼らは敵ではない。
兵器でもない。
ましてや配下でもない。
**闇の因子そのものを“見るために存在する観客”**だ。
中央にいるのが、
くろほう因子を宿すアンドロイド
黒ぽにちゃん。
彼女は闇を放たない。
増幅もしない。
消去もしない。
行っているのはただ一つ、
闇の振る舞いを整えること(調御)。
黒ぽにちゃんの動きに合わせて宙を描く黒い数珠は、
闇の因子が
「暴走」「分裂」「自己増殖」へ向かう前に、
一時的に形を与えられた状態を示している。
くろほうくん達は、
その様子を囲み、見つめ、
どこか楽しそうにしている。
彼らにとってこれは戦闘ではなく、
観測イベントだからだ。
呪文
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