ウェスティリア国史XLⅠ remake
彼の名は「アシカガ•アソン•ハルアキラ」……レスランドに住むシラクレナから移民してきた人々の末裔の一人である。彼はレスランドのシラクレナコミュニティーで平和に占い師の様な生活を送っていた。その平和はレスランドがエルフェアルを攻めた時やウェスティリアに攻められた時に打ち破れてはいたが、レスランドにあるシラクレナコミュニティーがある場所は尽くレスランドの辺鄙な場所にあり「自分達には関係ない」と思っていたのも事実で彼も其れに漏れずその一人であった。
しかし、レスランドのシラクレナコミュニティーが初めて「私達はレスランド市民」であると再認識する出来事が起きる……そう魔皇軍の侵略である。レスランドの隅々まで破壊と殲滅の限りを尽くす魔皇軍の暴虐が皮肉にも「レスランドの為に戦おう」という意識に至った。
そして「アシカガ•アソン•ハルアキラ」の住むシラクレナコミュニティーにも魔皇軍が攻めてきた。
「我が名は木乃伊将……魔皇軍の幹部が一人である。貴様らを一人残さず殲滅する、安心するがいい殲滅した後にエンバーミングしてやる。そしてこの土地と貴様らを魔皇様に捧げるのだ」。
その宣戦布告にシラクレナコミュニティーの入口にいた「アシカガ」は答える
「ここから先には決して行かせぬ…我が術を持って貴様らを冥府に送り返してしんぜよう!我が術を食らうがいいわ!」
ここでも「無名の英雄」の闘いが始まる
呪文
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