【夢エリ】 『フィギュアにて不動ルリは剣参す!』【ニャンノ世界】
『フィギュアにて不動ルリは剣参す!』
【夢エリ】シリーズのフィギュア化が決定されたことを受け、NYANDAIは夢幻宮編にて登場したキャラクターをフィギュア化するに至る。
あの日の日々をフィギュアという形に残すことで、夢幻宮が消滅したとしても思いや形は宝物になるであろうから…
「へぇ、すごいな、不動ルリが夢幻宮編の主役的存在になって、俺、嬉しいよ」
不亜威英類部の部長兼幼馴染みの、境記蘭舞は嬉し涙を流す。
「ヤマトの男が泣くんじゃありませんよ!」
「すまん、不亜威英類部が活躍する話が嬉しくてな、うぉぉぉん!」
(もう、蘭舞の熱いところが好き♡)
表情は武人、しかして、心は乙女な不動ルリの物語は続く。
そして、時を同じくして
夢幻宮の何処かで
アイツはいた。
苦悶屋毅
道化師的に光と闇を
錯乱し、
夢幻厄災なる存在を以て
王国・帝国 連合軍と
魔王軍を食らいつくさんと
するもの
夢幻宮の核心に気付きつつ、
エンドレスワルツする者達を
嘲笑せし者
終焉、光は闇に倒される
さすれども、
物語はいつか、再び
闇は光に倒される
一つの物語のエンドは
エンドレス的に
闇が光を倒すシナリオが
生まれる…
その果てには、
光が絶対的正義
勧善懲悪的な舞台の元で
構成されることで発生する
確固たる正義への絶対的信頼を
軸に構成されるドラマであり、
其処でもたらされる
ニヒリズム的なヒーローが
誕生し、其は魔王という
闇の勇者によって光が倒されることで、そのまた…
光と闇の均衡は争いの中で
構築されてきた…
その争い、激動の果てに
BlackCellBallは深い闇を帯びて
強く深く、顕現し
そのまた逆の存在
光を照らしながらも
決して、光の味方ではない
裁定者としての
PinkCellBallやWhiteCellBallが
向かうことは必然であり
Destinyであった。
憂いの心は…顕現し
一方的ドラマへの
反逆、其こそが
苦悶屋毅の心情であり
エゴであった。
再現なく紡ぎだされる
戯曲に終わりはなく、
有限なくして無限あり
【夢エリ】を超えて夢幻宮は
円舞し続ける…
塔のタロットを示しながら
苦悶屋毅は、王道展開を
破壊し反逆の道へと進むのか…
否か…さながら、
魔王と言わずして…何たる
混沌だろうか…
(総集編・全年齢)
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呪文
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