高貴な着物?
「おい、どうしたその娘?」
「へぇ、偶然川辺でさらってきやした。初物で具合がええんですわ。」
「この着物は相当の値打ち物だろう。いったいどこの娘だ。おい娘、名はあるか?」
「貴様ら覚えておけよ。私を殺しても、必ず父上が成敗しに来るだろう。」
「あっはっは、父うえぇええ!?」
「おい、そなたの父はそんなにすごい方なのか?」
「この国の王の名を知らんのか?何度も言ったであろう?その首、必ず落ちるぞ!」
「へへへへ、怖ぇ、怖ぇえ。」
「ま、まさか、銀の糸の着物は、王家の着物!?本物の姫か!?逃げねば!!!」
呪文
入力なし