「編集室での数秒だけ」
取材帰りで作業をしていた桐島のデスクに、なぜかうさ耳カチューシャが置かれていた。
桐島「……誰だよ、こんなもん持ち込んだの」
花井(PC画面から目を上げずに)
「ちょっと、雰囲気変えてみよっか」
柚月(すでに座っていた)
「打ち合わせに効果的かもしれませんよ」
仕方なく、桐島は数秒だけ付けてみせる。
桐島「ほら、これで満足でしょ? すぐ外すから」
だが次の瞬間――
編集室中にシャッター音が響いた。
カシャカシャカシャッ!
花井「うん、完全に表情決まってる。保存」
柚月「資料用にコピーもお願いします」
桐島「待て!編集室で何やってんの!?」
そこへコピー機を使いに来た理久。
理久「……また職場で遊んでんのか」
桐島「遊んでません!!」
理久「いや、“職場で耳生やして抗議してる人”の説得力ゼロだから」
桐島「やめろォォ!!!」
結局――
数秒だけ付けたはずのうさ耳姿は、編集室のモニターに映し出され、データサーバに“参考素材”として保存されることになった。
桐島(頭を抱えながら)
「職場って一番安全じゃないのかよ……!」
次回へ続く?
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