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幼い小織の誘拐記録・車でドライブ

使用したAI ちちぷい生成機能
これは赤髪兄こと赤上小織が小学生の時に起きた出来事。

その日、小織は学校からの帰り道を急いで歩いていた。
小学生のころから人見知りの陰キャであまり友達がいなかった小織。
いつもは幼馴染の剣崎道一と一緒に下校しているのだが、今日道一は通っている剣道の道場で稽古があるため先に帰ったのだった。
もちろん「一緒に帰ろう」と声をかけてくれたクラスメートもいた。
だが、小織はどうしても友達付き合いが得意でなかったため、「ゴ、ゴメン……ちょっと…やりたいことあるからまだ帰らない……」とウソをついて下校時間をずらしたのだった。
まるで女子の様な容姿をしているため、そのことでからかったりイジメたりしてくる生徒は確かに居るが、それはごく一部であり、大概の生徒は小織に対して普通に接している。だが、それでも生来の性格ゆえか、小織はどうしても友達を作るのが苦手だった。
だが、後にして思えば、この時友達と一緒に帰っていればあんな目には合わなかっただろうと思われた。
下校時間をずらしたため学校を出るのが夕方ごろになってしまった小織。
そのまま車道近くを歩いていると、前方に車が止まっていた。
そしてそこから男が2人出てくる。
小織は関わり合いになるのが嫌だったので、あえて大きく避けて歩こうとした。しかし男達は小織の腕を掴んだのだった。
小織「ヒッ!……な、何ですか!?」
ビクビク、オドオド……あまりにも典型的な怯え方に男達はニヤニヤしている。
男1「おい、コイツ……なかなか良いよな」
男2「ああ、コイツでいいだろ」
男達の言葉を聞きながら、一体何が「良い」のか非常に不安になる小織。とにかく小織は逃げようと男の手を振り払おうとした。
スカッ‥…。
小織「え……?」
あまりにも簡単に振り払え、逆に驚く小織。
小織(も、もしかして俺って……強いのかな!?)
そんな事を考えながら自分の両手を見ていると……。
男1「い、いてててててて!あ、足が折れたー!」
小織「え!?」
男の一人が倒れ込んで足を抱えていた。振り払ったのは手なのに何で足が折れてんだよ?と突っ込みたくなるが、生憎と今そう突っ込む人間はここには居ない。
そして男1に駆け寄る男2。
男2「だ、大丈夫か男1!?……た、大変だ!足が折れて……このままじゃコイツ死んじゃうぞ!?」
何で骨折で死ぬんだよと突っ込みたくなるが、やはりツッコミを入れる人間がいない。
そうしている間に小織を睨む男2。
男2「どうしてくれんだよテメエ!このままじゃコイツ死んじまうぞ!」
小織「……え!?」
そう言われ真っ青になる小織。それを見て男達がニヤリと笑みを浮かべている。
男2「くそ!どうすれば……」
苛立っているように見える男2に小織はオドオドしながら声をかける。
小織「あ、あの………その……ボ、ボクのよく行くお医者さんなら……すぐ近くで……」
男2「ほ、本当か!?た、頼む!そこに案内してくれ!そうしないとコイツ死んじまうんだ!」
小織「は、はい!……あの……こっちの方で…」
小織が指さすと、男2は車の扉を開けた。
男2「悪い!コイツを運ばなきゃいけないから車に乗ってくれ!それで道案内を頼む!」
小織「わ、分かりました!」
男の空けた扉から車に乗る小織。そして………そのまま小織の隣に乗り込んでくる男2。
小織「え?あ、あの……誰が運転を……」
男1「俺が運転するよ」
そう言って男1が運転席に乗り込む。そしてそのままエンジンをかけ車を発進させてしまった。
小織「え……?あ、あれ……だって……足が折れて……」
男1「おいおい!まだ気づいてないぜそのバカなお嬢ちゃん!」
男2「本当になぁ!」
小織「え?……え?…」
意味が分からない小織。
そうしている間に男達は車を走らせる。
小織「あ、あの……お医者さんはさっきの角を右に……」
男2「ばぁぁぁぁぁぁか!お前は騙されたんだよ!」
小織「…………………え?」
男2「お前はこれから俺達のアジトに連れて行かれるんだよ!」
そう言われて………小織はこの時初めて自分が男達に騙されて誘拐されたことに気が付いた。
小織「や、やだ!……帰るぅ!……お家に帰る!」
そう言ってドアを開けようとする小織。だがもちろん車のドアは開かないし、そもそも走っている車から降りられるはずもなかった。
男2「まったく……うるせえガキだな!大人しくしろ!」
小織「ヤダァ!助け……むぐぅ!」
男2が騒ぎ始めた小織に口を塞いでしまう。
そしてそのまま小織のことを抱きかかえるように抱え込んでしまった。
男2「観念するんだな!」
そう言って足元に置いてあったロープで小織の身体を縛る男2。かなり厳重に縛られてしまう。さらに小織の口を押えていた手を離すと、そのまま小織の口にたっぷりとガーゼを詰め込んで、その上から鼻と口を覆うように猿轡をしてしまった。
男2「へへへ、似合ってるじゃねえか嬢ちゃん。それじゃ……遠慮なく」
男1「おいおい!ここでやるつもりかよ!まずはアジトに連れてくぞ!」
男2「味見だよ味見!」
そう言って小織を抱え込んだまま、小織の身体をまさぐった男2。
小織「うむう!むうう!むううふむううぅ!(やだぁ!やめて!誰か助けてぇ!)」
身体を触られる気持ち悪さに悲鳴を上げる小織だったが、猿轡のせいで呻き声にしかならない。
そして………。
男2「ハァハァ……可愛いなぁこの嬢ちゃん‥…ん?……………な、何ぃ!こ、これは……!」
その時男2が驚愕の声を上げる。
男1「どうした!?」
男2「コイツ………コイツ男だ!」
男1「な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
男達の驚愕の声が車内に響き渡った。



1枚目がメインのイメージです。
2枚目3枚目もありかな。
4枚目と5枚目はちょっと失敗してしまいました。まあ、こういう状況もあり得るかもしれませんが…。

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