小説『Morning Halloween』【ニャンノ世界】
『Morning Halloween』
朝がやって来た、
カボチャが迎える朝である。
ニャンロッパ中のお菓子を求めて
カボチャの悪魔こと、
パンポップキャンディも
ニンゲンに紛れてお菓子を求める。
もちろん、お菓子は甘いものであり、時に酸っぱくてもいい、
甘くてしょっぱいは、
最高のテイスティなのだから
古き懐かしき都市に
朝陽が射し込むと
心が踊る…
摩訶不思議であり、
恍惚に脳が震える感覚…
だけど、同時に溢れる闇な気分
闇に「な」を着けたら「な闇」
闇は奈落の深淵だから
「奈闇」となるのだろうか…
朝陽が射し込む光
とは真逆に
怪異的な存在は
「奈闇」の中で怪異たらんとす
お菓子を求め、お菓子を手に入れ
微笑むパンポップキャンディ
その心の真意は
ニンゲンには推し測れぬもの
なのやもしれない、
現に牙を向いた怪異が
討伐されたとの報告が
カボチャの悪魔の耳が求めずとも
世間の声として聞こえるのだから…
表層で理解した気になれば
墓穴を掘ってしまうのは、
己自身…
真相の中に汲み取りし、
言葉の本意たればこそ
理解してこそ、
想像たらんや
パンポップキャンディは
お菓子袋を手にして踊る
彼、あるいは彼女、
人が望みし姿に変化せし
正体不明の怪異存在
踊れカルメン、
シガレットを響かせて
苦労の定石
定石に歌えば
シルエット、
朝の空にて飛行せし
パンプキン
答えなき旅路は
ニンゲンに何を及ぼすのか
わからない…
しかし、わからなさのままに
摩訶不思議な中で
不思議な領域は輝くのかもと
魔法創作会の魔法奏者
ナンシー・フィールは
パンポップキャンディを
観測することで
怪異ではなく、芯解として
輝き続けることができるだろうと
未知と向き合い続けていく
決意に街灯を灯した。
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