フェンテス到着
ようやっと到着した機械国家フェンテスに、思っていたよりは驚かなかった。
ただ自国と異なるのは、建築物の見かけだろう。
真っ直ぐにそれでいてヒノイの高い建物とはまた異なった、威圧的外観には少女も息を呑んだ。
(後は人も機械の体を自然に扱っていることね。生身と何ら変わらないのね。彼らにとっては)
機械の体など、セントレイクでは想像出来ない事だ。
それにそれを扱おうと思ったら、尚のことだ。
「ただまあ、言えることは1つ。私ここ生まれじゃ無くてよかったわ。あの子がドシっても機械じゃ物の落下は止められないし」
ただ少女は自身が、魔法が使えるセントレイク生まれで良かったとしみじみ思ってしまった。
今でもよく会う粗忽な友人をフォローするには、機械では出来ないのは確実だからだ。
「これで一通り回れたけど、これからどうしよか?」
3つの国を回りきった少女は、次をどうするかに移っていた。
魔法は使えても、一人では限界があるのは明らかだ。
(まあとりあえず……また情報集めるか。何か変なイベントやってるって噂あるし)
少し考えた後、少女は変な噂の真相を探すことにするのだった。
ーー
ちなみにリタの得意魔法の1つが、物の時間を止めること。
人間以外の流れが止まるので、落ちかけたコップを立て直すのに重宝する。
(これが発達した原因は、リタの友人がよく物を落としたため)
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