9月9日は救急の日
CPR やファーストエイドのトレーニングはダイビングショップなどでも受けることができます。
早朝から日が暮れて晩御飯の時間を気にしなければならないくらいまで、消防署や警察のトレーニングよりももっと時間をかけてじっくりと取り組めるので、ダイビングショップでの CPR トレーニングはお勧めです。
なお、ダイビングショップで CPR とファーストエイドのコースを終了すると認定証、つまり C カードが発行されます。この CPR とファーストエイドの C カードの有効期間は 2 年となります。
有効期間なんてあるの?と思われる方が大半だと思いますが、この有効期間が意味を持ってくるのはスクーバダイバーでレスキューやマスタースクーバ、あるいはダイブマスター、アシスタントインストラクター、インストラクターになろう、資格を維持しようとする人には、ということになります。
特にダイブマスター、アシスタントインストラクター、インストラクターは有効な CPR &ファーストエイドの資格がリーダーシップの更新に必須なので、CPR &ファーストエイドの更新も必須となります。
ですから、アマチュアダイバーの方やノンダイバーの一般の方は更新が必要ないといえばないのですが、アマチュアダイバーの方も大抵は更新されます。CPR の更新をされているということはダイバーとしての信頼の証でもあるので。
また 2 年に 1 度、最新のプロトコルで CPR のトレーニングを積めるというのは非常に大きな意味があります。CPR プロトコルはエビデンスをもとに定期的に更新されます。直近では今年 2025 年に更新され、2026 年春に最新プロトコルが発表されます。再びプロトコルが変わることがすでにわかっています。
ノンダイバーの方にも更新をお勧めしたいところです。特に溺水者への CPR は厚生労働省や消防庁などが広報している胸部圧迫のみの方法では救命率が著しく低くなることはすでに知られています。溺者に対するプロトコルの変更が予定されています。
ですから知識の更新と定期的なトレーニングがやはり欠かせません。
一生のうちで一度も使うことがないのが望ましいことに違いありませんが、もしものときに備えることは無意味ではありません。もしかするとあなたの家族や大事な友人を日常生活の中や災害時、水辺で助けるシーンがあるかもしれません。
なので定期的な更新をお勧めします。
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