宇宙人カノジョ化計画_序章01
惑星・セレストラで、立派なセレストラ人になるべく日々勉学に励んでいる。
⸺なんて優等生ではなく、成績は上から数えても下から数えても変わらない、平々凡々な未成年セレストラ人である。
今日はスクールの校外学習ということで、様々な恒星やその惑星について現地で情報収集し、まとめたレポートをクラスメイトや担任の前で発表することになっている。
しかし私はほかの星について特段興味も無かったので、適当に隣の惑星のアストレリアで暇を潰そうと考えていた。
ところが、その道中私の船が誤作動を起こし、未知の惑星の近くにワープしてしまった。
よほど辺鄙な所なのか、クラスメイトはおろか他のセレストラ人の誰とも交信ができない。
試行錯誤をしているうちに、この惑星の強力な引力に引きつけられ、操縦不能になってしまった。
ゾラン「このままではまずい!」
私はすぐに非常用のステルスモードに切り替えた。
これでこの船の姿は誰にも見つけられまい。
この星の生物にはまだセレストラの存在が認知されていないおそれがある。
そんな所にもし私のような者が降り立ったら大変なことになってしまう。
ゾラン「とにかく生物分布の少ない所へ!」
言うことを聞かない操縦桿を握り締め、私はこの星に緊急着陸した。
ゾラン「何なんだこの星は」
船を下りた私の目に飛び込んできたのは真っ白な地面ととてつもなく太く頑丈そうな植物だった。
ゾラン「それにとてつもなく寒い!」
常春のアストレリア用に軽装備で臨んだのが仇になった。
ゾラン「とにかくこの星の情報を集めないと……ん?」
その植物の根元に何かが置いてある。
ゾラン「これは、紙?!亅
歴史の授業で習ったことがある。
太古の昔、人々は紙という物で読み書きをしていたと。
その紙が今、私の目の前にある。
しかもかなり保存状態が良い。
どうやらこの星の文明はセレストラと比べるまでもないほど劣っているようだ。
これを持ち帰ればそれだけで今回のレポート最高評価は間違い無しだろう。
せっかくなので手に取ってみる。
複数枚の紙が金具で留められているようだ。
そしてその1枚目にはこの星の生命体と思われる者の姿が映っている。〈画像1、2枚目〉
その両脇と上に何か文字が書かれているようだが、手持ちのスキャン型翻訳機では一部しか翻訳することができなかった。
続き→ https://www.chichi-pui.com/posts/ac4b5970-14e7-48ad-896c-3fb9bdae8d16/
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 20
- Scale 7.0
- Seed 3997124565
- Sampler DPM++ SDE Karras
- Strength
- Noise
- Steps 20
- Scale 7.0
- Seed 3997124565
- Sampler DPM++ SDE Karras