小説『ReBirthLandBell』【ニャンノ世界】
『ReBirthLandBell』
この世は、世紀末…
嘘と虚構で出来ている、
黙示録じみた言葉のカルマの
ごとく、頭の中がLandBell,
大地に向けての黙示の警鐘
ちなみに彼は武器を持つことを
嫌う…何故ならば…
「俺が動く時は黙示録じみた展開の時だけだ…だが…」
と付け加えて、眼前の存在、人類に語りかける、ジャンク品を漁る
ウバウニャーか、漁り屋か、色んな可能性がLandBellの中で思考する。
移ろいゆく境界線
虚構の城…憂いの音符
雑踏の中で紡ぎだされる
魔法の円環を見つめ
混濁する境界線に
慟哭する…
エデンの園は歌うのか
エデンの華は戦うのか
楽園は終末よりもたらされるのか
際限なき思考が、LandBellの中で
紡ぎだされる…
汝、此は永遠に至るまでの
反抗線…
笑止
刀の鞘のみで
十分なるかな
否と問いかけ…
LandBellは頭を振る、
「傲慢は敗北か…」
紡ぐ呟く、腕がうずきて
喧騒へ…
page2
「知っているか、」
Do you Know?
「君の心は既に墜ちたのだと」
Your Hearts already falling in the darkness
「歌は全てを壊してくれる」
Singing breaks all of things
「武器がないのも、主たる猫神の戒めなのだろう」
To no weapon,God of Cat present me Caution
「しかして、心は向かう…
憂いの狭間に…」
But,Hearts goes for Hearts,
Between Melancholy…
「我が眼帯が、空虚なる虚無すらも斬らんと鐘を鳴らすのだ…」
My eyepatch is,Blading Vacancy Vacuity,Sounded of Bell…
「天界かはたまた冥府か…君の選択次第」
Heaven or Hades
CHOICE Yourself
page3
曲(SunoAI)
〈堕天ノ天使ハ囁イタ〉
https://suno.com/s/leim0uM0hta453KJ
苦悩の十字線、
心の苦悩の方が多い
電子曲線の乱れ、
ノイジーが増えた…
天使ハ動ジナイとは
限らない…
むしろ、苦悩の斬撃に
身をやつし、ぶっ壊れる
ことの方が多く…
際限なきエデンに
失楽園すること
多くありて…
決定的なシルエットと
残像が呼び掛けしは…
陰鬱なまでの境界線崩壊であった。
page4
心は曇天、あるいは晴天か
少なくとも地表に降り立つ天使に
とっては、苦悩なる失楽園であり
地は、地獄か煉獄とさして
なんら変わりなかった。
人類は機械によって、進歩すると同時に衰退を遂げてしまった。
想像する力を失った
智恵の実を放棄した人類は
果たして人か家畜か
あるいは、その何者でもない
獣か…
LandBellは考え続ける
天使ハ思考スル
そして、判断を下す
「天界の冥府へ堕ちよ」
心は揺れ動く…
熱き血潮が苦悩を増加させた。
page5
廃品回収をするLandBell
地表に降りて…
人類は機械に享受し半奴隷化していた暗黒時代を過ぎ、ネコニャリ時代では歪なれど、狂気が人類のエゴたるものを指し示していた。
時おり、目にする十字架の磔、
ハゲタカやカラスが屍肉を食らう。
火葬されることは、平穏に生きた証なのかもしれない…
なれど、人類とは悪魔と天使の狭間の中でいきるニュートラルな
生き物だと想いつつ…
中庸とは何か、自身のアライメントを電子機械で把握し、
終末の地表を歩むのだ。
page6
天使が白くなるのは
喜びからではない…
悲しみからだ…
LandBellの瞳に
涙はない、
失楽の感情を
空に置いてきたからだ
代わりに髪が示す…
黒から白に…
平穏無事に生きられた
あの頃は、既になく、
過酷なる真実の世界が
ただ、闇雲に
曇天にて告げ知らせるのだ。
「涙などない…在るのは、虚無と憂鬱だけだ…」
荒廃した土地を
静かに確かに
前へと歩んでいく
page7
装飾は存在を規定するのか…
あるいは、
存在の証明たりうるのか
純白の双髪は
この世を見て何を思うか…
カルマは如何なる時にも
やってくる。
破壊の裏側には再生がある
だからこそ、黙示録は
いつかやって来て…
構築された秩序を終わらせ
新たな物語を紡ぎだす
段階に入るのかもしれない。
page8
『Station -markA-』
一つの終着点
駅でいうならば、
その先に道はない…
なれど、LandBellは
歩み続ける
束縛や規則などを
飛ばして…
砂漠にはオアシスがあるかなんて
わかりゃしない、
この真っ暗な暗闇
空は晴れども
理不尽なことが
起こる世界で
LandBellは
確かな水を求めて
旅をするのだ。
呪文
入力なし