アヤナギ荘の日常 #17 -Everyday Ayanagiso-
干された洗濯物と初夏の風が心地よく揺れていた。
明芽は膝にタブレットを乗せ、資料を読み込み中。
「アカ姉~♪ 相談がありまーすっ!」
ハルマが手に抱えていたのは、
フリフリのエプロンが際立つメイド衣装とうさ耳のセット。
「……まず問おう。これ、誰が着る想定じゃ?」
「もちろん僕!そしてアカ姉っ!
コスプレイベントに僕と出てもらうよ!」
「それがしは裏方であって
出演者では――…って、話聞いてるか⁉」
ハルマはお構いなしに衣装を広げて、
明芽の肩に布をあてがっていく。
「はいはい~こっち向いて~照明の当たりは…ヨシっ!」
「ちょっと! 照らす前に了承取れい!」
明芽は慌てて立ち上がり、ハルマを止めようとするも一歩遅く。
カメラのシャッターは無情にも切られた。
「……ぐぬぬ、それがし一生の不覚でござる。
しかも違和感ないのがまた悔しい…」
「アカ姉は素質あるって~♪
イベント、楽しみにしてるからねっ!」
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