『時空禅ゆりなー忍ルマイスターー』【ニャンノ世界】
鍛えられた、ゆりな、時空禅ゆりなは、
忍ルマイスターとして、
ブルマ介入を開始するのであった。
第一目標、ゆりなヴェルモが
純粋無垢なゆりなに介入する時、
時が止まる…
「固有戦場『時空禅浄土』」
辺りが時計で覆われる、
時空が歪む、ぐにゃりと、
「るももも、時空禅…貴方は何度でも妨害するようですけれども、私はブルマごときで止まるものじゃないですわ、るもももバレット」
「時空よ歪め」
歪む、歪曲する世界
放たれた魔弾は運動をやめ、
静止する
ゆりなヴェルモも止まる…
時間が動いた刹那…
ヴェルモの顔面に
時空禅の拳がヒットする。
ぶっ飛ぶ、ヴェルモ…
「なんなのコイツは、まさか…お前は、ゆりな育成計画の…」
「違うね…私は未来から来たんじゃない…過去のゆりなだ…だけど、ヴェルモの思うようなシナリオじゃないよ」
「いったいどういう」
ヴェルモの脳内はハテナマークだった。
されど、時空禅は気にしない…
なぜなら、時空禅ゆりなもまた、
ノリと気分で戦闘をしていたからだ。
加速する時空禅ゆりな
時空を超えた攻撃を喰らわせる
ブルマの中には
マホウが貯蔵されており、
マホウが許す限り、全力で
攻撃をぶつけていた。
止まることのないゆりなヴェルモへの
ラッシュ…
確かに、彼女は時空を越えるのみの能力者であった。
だが、時空を司るということは、
かつて、ゆりなにいただろうか?
いたとしても、それを主目的とした
ゆりなはいなかった。
天秤管理機関が観測し、
過去への介入を許した場合の
歴史の被害は甚大ではなかった。
ゆえに秩序とは、現在のみならず、
時空を通した監視者が必要であったことを理解する必要があるために、
求められた存在、過去から猫天使が育成した、逸脱者、ニャンノ世界を超えて、コココ世界を超えて、数多の世界にある災厄の存在を調律する存在、時空禅ゆりな、
それはマホウなど使えることもなく、
ただ、人の身で身につけた技によって
ゆりなヴェルモを圧倒するのは、
時空を操ることだけであり、
その一点のみで、多数を内包したヴェルモを撃破するに至るという、偉業を成し遂げる。
それは人内における最高峰、人外といわずして何と言えようか…
ゆりなヴェルモを撃破するために…
刀を振るう…
「さぁ、君は、ヴェルモ…君が過去への介入をしたことで生ずる問題点は数多ある…もし、介入した場合を、君の脳内に直接語りかけようか」
「やっやめろ、ゆりな!同じゆりな、がぁぁぁ」
ーーーーーー
ゆりなヴェルモが介入した結果、
ゆりなは、元のゆりなをやめ、
他の姉妹を捕食、親であるミラすらも食らう存在となり、人外となる。
ゆりなヴェルモすら越える逸脱者となるため、晴天アポカリプスによる終末事変は変化し、ゆりなアポカリプスが開始される。
ゆりなヴェルモは越夜隊を洗脳し、
ゆりなアポカリプスと共に、
夢旅謎教団とゆりなアポカリプスこと
夢旅謎を信仰対象として、十六の厄災を背負った夢旅謎教十六司災を軸とした、シトシンジョウを開始する。
黄昏梟と旅人、対抗戦線を構築するも破られ、1日たらずで夢旅謎教団の勝利
こうして、地球は夢旅謎星へと名称を変更、夢旅謎の教えに反するものは、異端者として、ラーメンにされる。
異端麺は大盛況…
ブルマは夢旅謎の満足のいくようなサイズでなければならない、 秩序は夢旅謎になぞらえなければならない。
ゆりなヴェルモ反逆、されど
ゆりなアポカリプスこと夢旅謎の力はすさまじく、ゆりなヴェルモ敗北、捕食される。夢旅謎は…銀河系の神々に戦争を仕掛け、圧倒的力によって、いや、ルールの書き換えすらも行い、銀河系の神々を従属させ、捕食する。
夢旅謎は満足できず…彼女は全人類、全生命体を食らうことでその世界を終わらせる。
だが、空白の世界の外にはまだ、無限の世界があるのだと認識し、限りない胃袋を満足させるために夢旅謎は旅に出かける。
世界の破滅すれど、彼女には関係ない…
どうでもいいのだから…
空白のページに変わる
災厄の事象…
ーーーーーー
「るも…るももも…」
ゆりなヴェルモは崩壊する
それは、罪の意識によるものか
情報を多く取り込んだことによるよるものか…
いずれにせよ、ゆりなヴェルモという
イレギュラーが起こす未来は、
災厄を越えた悲しみが起こるのだと
示し、時空禅ゆりなは、
他の世界にいるであろう
ゆりなヴェルモらが
過去のゆりなに干渉しないために
戦い続けるのだった。
「私のような過去はもう、起こさせはしないから…」
あの時、涙を流していたゆりなは
過去に置いてきたのだから…
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