『スイツポタト軍曹withシュガポテト少尉ーアミガルズ魂ー』【ニャンノ世界】
シュガポテト少尉に報告する。
「現在、ケモミミ合衆国がケモミミ共栄圏獲得のためにノスタリア共和国へ武装介入してるとのこと」
「あの気まぐれなケモミミ軍団が、一時の支配だけであとは気まぐれなだけじゃないか…やらせはせんぞ、我々はアミガルズとして、ノスタリア民族戦線を支援する、ネズミどもを倒すために爆弾おにぎりを投げろ」
一朝一夕で構築された集団に
負けるわけにはいかなかった。
アミガルズとしての意地が、
ケモミミ合衆国を倒さんと突撃する。
「アミガルズ来ます」
「我々、ブルマの実力見せてやる」
撃たれた…だが、
不屈の如く突撃する
シュガポテト少尉
「なっなんだと、アイツは」
「俺はしょっぱいシュガポテトだぁぁー!爆ぜろにゃぁぁぁ!」
「なっにゃんだとぉぉ!」
爆発、ケモミミ合衆国は爆ぜる
「お前たちに恨みはないが、アミガルズがこの場所を構築しないと…再びの悲劇が起こる、だから、お前たちケモミミ合衆国は立ち去るべきだ…」
爆発を背にそう呟くシュガポテト少尉…
ノスタリア戦域は、正義や悪では語れぬ
混沌とした戦場が部隊であった。
絶対的地獄はあれど、
絶対的味方はいない…
時として同じケモミミ同士が
アミガルズとケモミミ合衆国が
対立しているのは
ケモミミという言葉ではなく
それぞれ、猫耳、犬耳とすべきだとする
信条がアミガルズおよび、ニャンノ世界にはあるためである。
故にケモミミという言葉に
反抗的な面がアミガルズにはあった。
同じように見えて考え方が異なる
両者の在り方に戦争ありて…
故にケモミミ合衆国とアミガルズは敵対関係であり
さらには両者に対して敵対する組織、
亜人の存在を許さない殲滅せんとする
ADE協会もこの戦場に介入しており、
絶対人類種の場を広げるために戦闘区域にいた。
ネオ越夜隊、その他数多の勢力が
己の構築するプランのもと
戦っている。
確固とした個人主義、
ある種の憂鬱が覆う
白き雲のもと、
この異常な地獄は
幾重にも重なり涙流せど
止まることなく進むのであった。
呪文
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