小説『萌え袖の虎極朗』【ニャンノ世界】
『萌え袖の虎極朗』
この世は終末、
季節は年末へ
萌え袖の虎極朗は
野良猫組として
いや、不良の頃から
悪猫で、しかし、悪にも
ルールってもんを大切にしながら、島を守ってきた。
「萌えと燃えは一見違うように見えるけどよぉ~、好きっていう時の熱ってのは炎ってのは同じじゃねぇんすかい」
昨今、溢れる萌え袖といえば…
見た目の萌えというもんに
帰結しようとする。
燃えたぎる魂を袖に込めて
シマ守る
「炬燵は渡せねぇ、俺たちの炬燵は俺らの炬燵なんだ!」
センバニャラでは
今日も抗争が巻き起こりて
アポカリプス
守るためには力がなくては
チュールさえも食べれない…
呪文
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