🧪楓花研究室:理久さん、怪しいドリンクを飲ませようとする
白衣の袖をまくり、机の上にはガラス器具と怪しい液体がずらり。
そこに、設備点検で呼ばれた業者の男性(モブ)が訪れる。
男性「失礼しまーす。設備の定期点検に……」
理久「ちょうどよかった! あなた、喉乾いてませんか?」
男性「え……あ、まぁ……」
理久はニコッと笑い、
冷蔵庫から 虹色に光る液体 を取り出した。
男性「…そ、それ……飲み物ですか?」
理久「もちろん! 試作品“集中ブーストドリンク ver.3.6”。
副作用ほぼなし! 飲んだら、たぶん1時間くらい集中が続くよ!」
男性「“ほぼ”と“たぶん”が怖すぎるんですが!?」
理久はコップにそっと注ぐ。
注いだ瞬間、液体が ちりちり…キラキラ… と光を放つ。
男性「いやこれ絶対飲み物じゃない……化学反応……!」
理久「違うよ?“美味しくなる反応”だよ?」
男性「怖っ!!」
理久「一口だけ、一口だけでいいから!」
男性「いやいやいや! なんでそんな強く勧めるんですか!?」
さらに液体が“ぽんっ”と膨らみ、泡がちょっと飛ぶ。
男性「ほら! 爆発しそうじゃないですか!!」
理久「大丈夫。爆発するのは“加熱した時だけ”だから」
男性「飲み物に加熱条件とかないですよね!?!?」
男性が必死に後ずさると、理久が追い詰めるように一歩前へ。
理久「こんな機会めったにないんだよ?
人体データもほしいし、味の評価もほしいし……飲んでくれたら助かるなぁ〜」
男性(本気で逃げたい!!!)
「あ、あの、点検の順番が……先に別の部屋を見てきます!!」
ものすごい速度でラボを飛び出す男性。
理久「えぇ〜……せっかくの試飲チャンスだったのに」
そう言いながら、結局自分で飲む。
ゴクッ。
理久「……ん。悪くない。
あ、なんか……めっちゃ元気出てきた!!」
直後、ラボの中をハイテンションで動き回り始める理久。
📌ラスト一言
理久「次は“もっと飲みやすい色”に改良しよっと!」
モブ男性(遠くから)「そもそも飲ませる気やめてくれぇぇぇ!!」
呪文
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