小説『コウコクゲイム』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『コウコクゲイム』
結局の所は不可視の領域であり、
情報過多による困惑が起こした、
脳裏に浮かぶ混沌概念により
構築された言葉遊びであり、
つまるところ、これは
虚構の遊びであり、
これといった有意義になる
というようなことは残念だが、
ないのである。
だが、この脳内で思い付いた
ことは、幾つか、構築しなければ
気が収まらない性分であり、
なんせ、既に情報の残滓という
ものが溜まりまくっていて、
これ以上、構築したところで、
パンクするのは分かりきっていたことであった。
ゲンサイくんの背負いし罪を診断すれば、
それは情報の残滓に眼を背けすぎだということだ…だから、新たな発見を構築しようにも…、その労力を考えうる脳が残されていないのだ。
羨ましい限りだ…この無限の労力をもってしても、人類というものは満足できないものらしい…承認欲求の怪物が、数字となって、表れ出でる…消えてしまえと叫びたくなる…怪物的な思考回路…、混沌とした機械的思考に対し、革命を起こさなければならなかった。どうも、彼は少なくとも…キカクせどもサーヴィスは苦手だったのだ。
あの時、見なければ、そもそも悩むことなどなかったのだ…複雑怪奇で難解なものから離れてしまっていれば、苦しむことなどなかったのだ。一見、広告というゲームは華やかである、なれど、実態は、虚構の地獄…沼にはまれば悪夢を見る…分かっているにも関わらず、コウコクゲイムの世界にポチっとスタートボタンを押すのであった。
呪文
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