小織くんはピザを頬張る
剣崎道一(剣道部主将)「ホントだな!これはマジで美味い!」
太田栗夫(オタク君)「まさかこれ程の味とは……某、感服したでござる!」
何やら喚き散らしながら美味しそうにピザを食べまくっている高校生3人組。
赤上小織、剣崎道一、太田栗夫の3人である。
ここは小織たちの家の最寄り駅近くにあるイタリアンレストラン。
ちょっと高級そうな店だったので今まで入ったことが無かったのだが、先日商店街の福引で小織が何と3等賞を引き当てたのだった。そしてその3等賞の賞品がこのイタリアンレストランのランチタイム限定ピザ食べ放題券だったのだ。そして、あまり期限が長くないためどうしようかと小織が迷っていたら母志織から「たまには友達誘って食べに行ってみたら?」という一言で、数少ない友達である道一と栗夫を誘ってレストランに来たのである。
残念ながら食べ放題なのはピザだけなのでドリンク代はかかったが、それを差し引いても十分すぎるほどお得な食べ放題券だ。
選べるピザは3種類ほどだったが、小織たちはそれを好きなだけ食べまくっていたのだった。
小織「はぁぁぁぁぁ♡…………うんまぁ~~♡……これしゃいこうだお……♡」
栗夫「某はこっちの4種チーズのピザも捨てがたいと思うでござる!」
小織「確かにぃぃ……♡」
栗夫「どれも最高でござるな!」
そんな風にワイワイ食べていた小織と栗夫。しかしそこで道一が後ろを見たり周りを見回してピザを食べる手が止まっていることに気が付いた。
小織「あえ?どったのみひかうくん(もぐもぐもぐ)」
道一「食べながら喋るな。………いや……なんかさっきから視線を感じる様な……」
小織「(もぐもぐ、ごくん)……ああ、イケメンの道一くんがピザなんか食べてるからみんな注目してるんじゃない?」
栗夫「確かに。剣崎殿はモテるでござるからなぁ……」
道一「あ、いや…………俺に向けられた視線ってよりは………」
小織「??????」
道一「ああ、まあいいか。多分気のせいだろ……」
再びピザを食べ始める道一。
小織「はぁ………ここのピザホントサイコー……♡」
・
・
後日
小鈴「ねえねえお兄ちゃん」
小織「ん?どした小鈴?」
小鈴「この間お兄ちゃんが食べ放題に言ったお店にさ」
小織「この間の店?」
小鈴「あの日なんかすごい可愛い女の子がピザ食べまくってたらしいよ」
小織「すごい可愛い女の子!?……うそ…見逃したなぁ……」
小鈴「そっかぁ……なんかね?その女の子と、男の人が2人の合計3人で来てたんだって」
小織「へぇぇ……ちょっと見てみたかったなぁ…」
小織はその噂の女の子が実は自分のことだという事に全く気が付いていなかった。
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