小説『帆日部は再生し受肉する』【ニャンノ世界】
小説『Heartfull of CAPE』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『帆日部は再生し受肉する』
はじめは心臓のみが
教室の中で浮いていた
チチンプイくんとシシヨくんは
夕焼けの教室の中で
彼女との再会を待つ…
虚構の中で出会った
厳しくも時に愛おしい
存在、終末部の部長に会いたくて
2人は、チチンプイくんとシシヨくんは、
陰毛と腋毛、尿、大便を彼女が別れ際に渡した髪の毛を含みまぜ、オナニーをして
精液をぶちまける…
若草色の髪色に
少し水色っぽい彼女の姿を思い浮かべながら夢想し、生命の液体をぶつける
彼らは求めていた…
失ってしまった空虚さを
無駄だとわかりながら…
命の波動を願いに込める
存在を求める思いが
チチンプイくんとシシヨくんの肉棒より
出された命が混ざりあい、
臓器がゆっくりと、構築されながら
生命の脈動を発していく
そして、次に人類が必要であろう…
脳が見え、眼球が、小腸や大腸と…
まだまだ、人の形と呼ぶには…
足りないが、部長のものである
ことが瞳の色で伝わってくる…
骨が内臓を保護するために
構築され、筋肉と組み合わさる
次第に…形をなしていく…
帆日部の姿に、実態に
射精せずにはいられなかった…
眼球が皮膚に覆われる…
至るところで赤く染まっていた
筋肉繊維が皮膚によって覆われ、
髪はないが、陰毛から
部長であることがわかる
「帆日部部長…坊主でも美しい…」
2つの乳房に宿る母なる胎動
その中心に宿る命の坩堝が
精巧に繊細なまでに
再生されていった…
直立不動のミサキを見て、
彼らはじっくりと見て感じた。
彼女の髪、彼女の瞳、彼女の鼻、彼女の心臓…感覚器官、重要な器官が皮膚の先にあるのだと思うと、彼らは…ますます息を吸う音を…荒げていく…
命の胎動…瞳は未だ閉じているが…
生きている、確かに命が
そこで紡がれていく
そして、しっとりと濡れている
陰部の毛に、チチンプイくんとシシヨくんは性的興奮を覚える
帆日部ミサキの体内の心臓が
空気を取り込み、各部へと送る
肋骨が動く沈み浮いてはと
繰り返し、酸素を供給し、
夕焼けに照らす、彼女の生命に
ワクワクさせながら見つめている。
彼女は生きていた
いや、再生し復活したのだ
世界は消えども…
彼らの人生は
大衆の思いとは裏腹に進むのであった
瞳がゆっくりと開く
眼孔が、裸のチチンプイくんと
裸のシシヨくんを捉える…
2人の男たちは、部長の復活に
包容を交わす
「もう、2人とも、えっちだよ」
「部長、僕たちは…あなたのことがあなたが生きてるのが嬉しい」
固い肉棒が当たり、
「あっ、もう、でちゃったじゃない…だけど好きよ…チチンプイくん、シシヨくん」
愛液を垂らしながら…
彼女は彼らに母乳を与える…
ミサキにできる、愛なる心情である
2人は彼女の乳首に口を近づけ
赤子の如く吸う
生命、命とは乳房のもとで育まれてきた
彼らにとって、愛しいほどに親愛と尊き愛の波動を求めるように液体を教室の中で濡らしていく
太陽が照らす、黄昏の空にて
「チチンプイくん、シシヨくん大好きだよ」
2人を平等に愛する…いや、対等に愛する
互いにそだったGPU学園から、これから…
いや、ここは、虚構なのかもしれない…
けれど、その空間に愛しき存在がいるのなら、虚構ではなく真となる誠の命を奏でる…魂を昇華しつつ明日を生きる…
呪文
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