小説『野営地にて激励ケスイ』【ニャンノ世界】
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#ルナムール・ヴォルフガング
#陽熊騎士団 #陽熊諸侯同盟
#ルナムールちゃん #ヴォルフガング家
#おねえさん #騎士 #架空偉人伝説
#うちの子 #うちの子自己紹介 #小説
【絵物語】
『野営地にて激励ケスイ』
ケスイなのだが…
副団長、オルダは…首を傾げる…
「あの団長、毛がないじゃあないか!」
「ツルッペリンのキリツィアちゃんに剃ってもらったんだ…」
「うっ嘘だぁぁぁ~」
慟哭、叫び、夜をつんざく悲鳴…
嘆きのオルダはうなだれる…
「そっそんな…嘘だぁ嘘だと言ってくれよ…ケェニィ」
嘘である…彼女は…
実はケなど剃ってはなく
幻想マホウで覆ってるだけだ…
幻想だから、実は触れば
ジョリジョリのゴウモウが待っている
だからこそ、試しているのだ
芯のケスイニストは、それでもと
叫んで、腋をクンカクンカするのだと
心に願う…ルナムール…
(オルダ…お願い…クンカクンカクンカクして…)
心臓はドクドクと熱を帯びて汗ばみて…
果たして彼は気づくことができるのか…
はたまたケナシと思いて項垂れるのか…
ケにすることができるのだろうか!?
【絵物語】
『野営地にて激励ケスイ 第ニ剣』
「オルダくん…あの時のこと覚えてる」
項垂れる彼に鎧を脱ぐ
汗で染み込んだ下着が、
彼の眼前に見え…
ドキドキさせる…
その匂いに
ケフェチな副団長
オルダ・リッゾは、あの頃嗅いだ
匂いを思い出す…
「ムレムレでケダマミレな…あの日」
眼前に映った黒黒としたケケを
嗅いだ…あの日を…
劣勢な状況下の野営…
まだまだ2人が団長、副団長に
なる前は…一兵士、
女騎士と男騎士、
鎧を脱げば
女と男だ…
生い茂る草木にて、
互いに水浴びなどできることなく…
交わした愛のリビドーを加速させた日々、
「オルダのケ…私もドキドキしたんだ…だから…私の…気持ちは…あの日のオケケのまま…なんだ…」
苺のように頬染めて、見つめるルナムールの瞳は月光に照らされて、甘く、そして、汗の匂いで、魅力的に見えた…
「ルナムールねえちゃん…いや、ルナムール…」
腋に生えた腋毛…見えない…だが、あの日のケの匂いが心象フウケイとなって、思い出される、誇り高くたったモサモサに
顔を埋めたあの日の思い出を、彼は
ケフェチのオルダが忘れるなどなかった。
「ルナムール…ケ嗅いでいい」
「うん…いいよ…」
腋を見せる…
まだ、隠れてる…けれど
見えない瞳で確かに在ったのだ…
【絵物語】
『野営地にて激励ケスイ 第三剣』
鎧を脱いで、ルナムールは
月光の下、あの日のごとく
ふっくらなお腹と、二の腕を見せる
柔らかなように、見えて、その実、
彼女の父ルヴォンのごとく剛剣を
振り回すが豪快なパワーの持ち主…
優しさと強さを兼ね備えた…
ルナムールを、副団長のオルダは大好きだった…好きだからこそ、いかに劣勢であったとしても戦えた…ヘキ、そして、
同じくルナムールのゴウモウとムチムチに
感化されし同胞、陽熊騎士団の面々が、
戦う理由は同じく、フサフサとムチムチが好きだからという…例え敗戦だとしても、
劣勢だとしても戦えたのは、
腋に溢れる染み込まれたフェロモンの匂い
オルダは鼻を近づけ、見えぬケに
すり付ける…
「はっあぅ」
吐息混じりの甘い声…
戦場で共にするルナムール…
今、目の前にいるルナムール…
手を繋ぐ、瞳を閉じて存在を匂いで
知覚する…
鼓動が増し、躍動する
魂と魂が、ケを通して
感じあう、愛の歯車、自然のごとく
燃え上がりて進みゆく生命の叙事詩
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。