富富富、野火魂君、僕を真剣に憤怒させたようだね…
僕の母さんはエルフ本部の司令官だった
「でも、僕は殺したくない」
「だけど、相手は時空を乱す炉暴徒なのよ!」
「それでもっ!」
「富富富、野火魂君は優しいんだから」
BAKIBOKI!
怒螺衛門
の体は出無な体から筋骨隆々に
筋肉変化していく
「富富富、君は今、僕を出無と呼んだね?」
「なっ!?」
「富富富、図星って訳かい、野火魂くんは分かりやすいなぁ」
「怒螺衛門には何でもお見通しって訳か」
「何十年僕が、この世界にいると思ってるのか理解しているのかい?富富富」
「何だって?」
「君は毎度の如く、僕を倒す存在として立ちはだかってきた、その度に僕は君を倒し、世界を消滅させ、輪廻の中で繰り返す、」
「じゃあ、僕に秘密兵器を渡して、炉暴徒と闘わせたのは?」
「神の筋書き通りなのさ富富富」
怒螺衛門は嗤う
しかし、悲しげであった
「何度も何度も君を殺すことになるのは富富富、悲しいね…けど」
怒螺衛門は
「僕は炉暴徒、君を殺して世界を再び消滅させなくちゃいけないからっ!」
怒螺衛門の眼は悲しみと憎悪と怒りと、ほんの少しの愛を
感じ取った。
戦士の感というものが、
キラリと光って伝わる。
「わかったよ、怒螺衛門」
君の怒りはこの世の全てだけでなく、
何もできない無力な自分に対する怒りだったんだ…
「怒螺衛門、僕も負けるわけにはいかない」
この戦いで
真津華、進年想、武神
を失った
そして、
怒螺見が言った「兄を止めて…」
彼らの想い、
無駄にはしないッ!
「いくよ、怒螺衛門!」
僕は秘密兵器、喰斬崩を
彼に放つ
今、決戦の、最後の戦いが幕を開けるッ!
(あとがき)
元ネタは青い猫型ロボットです。
そこに使徒と戦う作品など好きな要素を詰め込みました。
なぜ、あの世界が止まってるのか疑問に想うわけですよ。それは他にも海の海産物家族の話や少年自体が死神な推理物でも然り、これらは全て計画のままに作られ、一定の期間を過ぎれば、ツンデレの機体が量産型に鳥葬のようなことされる作品みたいに破壊されるんじゃないかなって。
私はあの作品、好きなんですよ何もかもが終わって、破壊されて、全てがぐちゃぐちゃになって、精神や肉体が曖昧になるのが、液体になっていくシーンはなんだか、それぞれの個性を表していてよかった。
とまぁ、とにかくそれらの作品の影響で、
『怒』の企画第一作は皆知ってる、僕、ド…グサッうっお前は…
「僕は確かに劇場版には出られない、なぜだか知ってるかい?」
「ごふっ、それはお前が登場すると何でも物事が出来すぎちまうからだろう」
「不、僕はそう、何でも物事を終わらせられるんだ、例え、ハチャメチャな展開だろうと、毎度僕は裏できっちり終わらせる」
「お前はもしや!…」
グシャ
「名前を言われたら、つまらないじゃないか、だけど、言っておかないとムズムズするだろうから、死んだ君の脳内に語りかけよう」
………
「デウスエクスマキナ、此が僕のいや、私の真名だ」
to be continued
呪文
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