小説『:3(テンスリー)の映画調査』【ニャンノ世界】
『:3(テンスリー)の映画調査』
まず、彼らがキネマニャローに
やってきたのは、観賞のためではなく、LumenAstralisとして
地球の文化的な調査がもたらす
影響に関する考察であった。
スマホに映る…
影響を示す感情曲線が
喜びや悲しみなど
喜怒哀楽を示す
バロメーターとなっており、
テンスリーの惑星にも
映画はあるのだが…
人類が好む映画は、
果たして、宇宙人にも作用するのか実験なのである。
だが、同時にテンスリーちゃんは
テンスリーくんとは違い楽観的な性格のためか、ワクワクしていた。
それは、表情からも伺えて、
そのような点から、テンスリーくんは、嘆きのパトスが沸き上がり、大いに悩ませる結果となった。
なぜなら、調査ではなく、
鑑賞であり、それに楽しみを抱けども結局のところは…目的を忘れてしまっては…と、テンスリーくんは考えているうちに、いつの間にか
ポップコーンを購入していた…
「テンスリーちゃん、これは遊びじゃないんだよ」
まぁまぁと、ぶつくさ言っている、テンスリーくんの口腔にポップコーンを投げ入れる。
すると、眼を見開き、感動の涙を流すテンスリーくん
「おっ美味しい…この星には、こんなにうまいものが」
「ほら、楽しもうよテンスリーくん」
「はっ、いや、今のは…その…幻影(ファントム)だ」
「厨Zwei病かな…」
とボソリと呟いた
頭の中がグルングルンと廻ると、
心のカルマが呼び掛ける…
テンスリーくんは
冷静沈着を装いつつも、
内心はワクワクしていた。
心がメカに機械にワクワクしていたのだ!
「この世は…不条理と不都合でできていたりとな…なんとかかんとか」
終始、テンスリーくんは可笑しなことを述べていたが、
要するに映画館での調査が楽しすぎて、テンスリーちゃん同様に満喫するのでした。
「さて、テンスリーくん、ニヤニヤしてるね」
「はっ!調査!」
「にひひひ」
:3な口元で笑っている
テンスリーちゃん、
地球の映画は宇宙人も楽しめるエンターテインメントであることは
何はともあれ証明されたわけである。
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