アヤナギ荘の日常 #31 -Everyday Ayanagiso-
扇風機が全開に回り、ボーカルの詩温を中心に
冷風としてイチノとラウルに風が流れる。
そんな中、三人は普段通り音合わせをしていた。
「――ふぅ… 暑いです」
一曲通しで歌い終え、
汗を拭きながら詩温がふと呟く。
そんな詩温の様子を見て、
ラウルは一つ疑問を言った。
「詩温ちゃんも汗かくんだね」
「また急に変な事を... 別に普通のことですよね」
詩温はハンカチで首元を押さえながら、小さくため息をつく。
「いや、なんかさ…
詩温ちゃんって体質的に暑くなさそうじゃん」
「たしかに~、室内冷やしてくれてるし?」
「…あの、クーラー扱いはやめてくださいね?」
ややむくれ気味に言う詩温に、
イチノとラウルは申し訳なさそうに笑った。
その空気を切り替えるように、
ラウルがギターの弦を張り直す。
「さて、調律終わったし……次の曲いってみようか」
「準備できてます。お願いします」
小さな拍子とともに、再び音が部室に広がっていく。
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