あ、俺くんおはよー、早いね、もう学校行くの~?
珍しく早く家を出て、いつもは乗らない時間の電車に乗り、駅を出たらクラスメイトが奉仕活動中だった。
彼女は女子グループの中心的存在で、クラスのほとんどの男子が好意を寄せており、俺もその一人だったりする。
後ろでパンパンと腰を振ってるおっさんが羨ましい。
「おや、もしかして君のクラスメイトなのかな?」
「そうなんですー。」
「そうか。・・・まあおじさんは少年の気持ちも理解できるぞ。だがきっちり成人認定をもらえばこっちのもんだ。俺も未成年時代は沢山悔しい思いをしたもんだぜ。」
おっさんが慰めの言葉をかけてくるが、腰を止める気配はない。
さんざん先人にされたから自分もやっていい理論なんだろうけど、そういうの良くないと思う。
呪文
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