赤上家水着コンテスト・赤上小織
皆、思い思いに砂浜や海で遊んでいたのだが………。
赤上小鈴(赤髪ちゃん)「ママすご~い、相変わらず腹筋割れてる……」
赤上志織(赤髪母)「そりゃまだまだ稽古もトレーニングも欠かしていないからね」
小鈴「それに比べると……」
志織「小鈴は別に武道をやって無いんだからそれくらいで良いのよ。むしろそれ位の方が可愛らしいわよ?」
小鈴「そうかな?」
志織「そうよ。試しにみんなに訊いてみれば?」
小鈴「みんなに訊く…………そうだ!」
志織「?」
小鈴「ここはひとつ、赤上家黒間久家合同水着コンテストを開催しよう!」
志織「はい?」
小鈴「参加した4人で誰が一番可愛いか採点してもらうの!」
志織「………………私はやらないわよ?」
小鈴「ええ~!何で~!?ママも参加してよう!」
志織「あのね、私が参加しても小鈴の引き立て役にしかならないでしょ」
小鈴「もちろんそれが目的でママを誘ったんだよ!」
志織「あんたって子は~!」(梅干しグリグリ)
小鈴「い、痛!イタタタタタタタタタ!ゴ、ゴメンなさいママァ!」
・
・
という訳で水着コンテストを開催した赤上家と黒間久家。
そして最後を締めくくるエントリーナンバー4番。
嵐を呼ぶ男の娘、赤髪兄こと赤上小織。
小織「ねえ!なんで俺が水着コンテストに参加することになってるの!?しかもビキニって!………ちょっと!何で誰も何も言わないのさ!……あ!こら親父!スマホで写真撮るなぁ!」(涙目)
咲由「あのお嬢様‥…なぜ小織さまを参加させたのですか?」
摩耶「その方がなんか面白そうだからに決まっているじゃない。それにあいつの泣きそうな顔を見るとすごく気分が良いのよね」
咲由「さすがにそれはちょっと性格が悪いのではないかと……」
呪文
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