夜街の出会い ~辻褄合わせの見聞録~ 第８幕

2023/10/05

使用したAI Stable Diffusion

「あ、ありがとうございます～」
「予想以上に雑魚だったから大した事ないけど...平和な場所にもこんな輩はいるんだね」

泥棒が予想以上に弱すぎて、初撃で沈めてしまった。
しかし、見たことない耳してるなこの子、尖ってる。

「滅多にいないハズですけど、先日の転移事件でまだみんなさん混乱してるから...って私の顔になんか付いてます？」
「あぁごめん、へぇ～そうなんだ。ボクは端の方から来たからこの辺は知らなくてさぁ」
「端の方...って、えぇっ！私の見た目で言えたことではないですけど、帰らなくて大丈夫なんですか⁈もう夜も更けてますし」
「っん、それならダイジョブ！ちょうど今、今日の寝床探してたとこ」
「ハｯ、」

なんか今、絶対誤解されたような気が...

「いやいやいや...ほら今、泥棒も出たばかりじゃないですか！その言い文だと宿じゃなくて野宿にも聞こえますし！」
「いや野宿だけど」
「絶対ダメだと思います‼子供一人で野宿だなんて...そ、そうだ恩返し...私恩返ししたいです‼だから今晩だけでも...いや問題が解決するまでずっと私の家に泊まりませんか‼」

なんだか誤解込みで物凄い勢いで誘って来てる...

「って、んあ」
「まだ返答もしてないのに引っ張らな...」

って力強いこの子⁈
こうして、まだ名前すら知らない子にボクは引きずられながら、さらわれるのであった。

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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