小説『食欲の秋に集う三人』【ニャンノ世界】
『食欲の秋に集う三人』
秋の紅葉を見ながら
もぐもぐタイム
川のせせらぎ、
秋の落葉がプカプカと
浮いて、心は流れゆく…
寿司を食べながら眺めている
美味しいと心はキラキラと…
青空の晴天が微笑んでいるようだ。
海原泳夏が境都の紅葉を
楽しんでいると
隣には徒然シズクが
やってきて
「隣、いいか」
と尋ねてきたので
「いいよ~」
と快く承諾する
「別に許可なんていらないよ」
「そっそうなのか、しかし」
軍人としての
シズクがその心を許さない
「ここは戦場じゃないし、気にしない、気にしない~」
ゆるふわな雰囲気に溢れており、
寿司をモグモグする。
美味しいし、胸が高鳴る
「ラーメンはね…眼を閉じて宙を見上げてごらん…」
「あぁ…」
瞼を閉じて上を向く
視覚情報を伏せて
その他の感覚で、
精神を研ぎ澄ませる。
ラーメンのポカポカ感が
手の感触から伝わってきて、
美味しい匂いが鼻腔をくすぐる。
「病みつきになってくるよね、うどんとか、ラーメンとか」
「あぁ」
脳が喜んでいる。
食の神様が食べたいと言っている。
秋の紅葉、ポカポカ陽気
冬の訪れる前の…
秋だからこそ
なせる時間…
「冬になったらちゅべたいってなるから、お寿司を外で食べるのは、今しかないよね」
夏は暑いし、冬は寒い
春と秋はお外で食べるには
絶好の季節かもと
徒然シズクは思いつつ
3分経過したので
蓋を明け、ラーメンを啜る
巻き寿司を食べた後に
染み渡るホットな心地よさ
この感動というのは、
たまらんもので、
モチモチを巻き寿司で
しょっぱさをラーメンで
叶えたりと、組み合わせの
楽しみに心が弾む。
「うまい、はぁ、幸せだ~」
「シズクちゃん笑ったね」
「あっ、別に…」
酒を飲みながらニヤニヤする
泳夏、シズクは赤面し、
コーラを飲む。
「いいだろ、別に…美味しかったんだからな」
「素直じゃないなぁ~、そういうところが可愛いすぎる」
「ワシも混ぜてくれ」
阿刀Patriot快空ことメタモル爺もやってきた。
「GraPeaceUp学園の学園長さん」
「世界の裏GPU学園系列を牛耳るドンじゃん」
「経営するの楽しいんじゃこれがな」
メタモル爺の強者感が増したような気がすると、泳夏とシズクは
思うのであった。
(猫メモ)
徒然シズク、阿刀Patriot快空
そして、海原泳夏(海原理髪店の理容師)の物語を制作しました。
ニャンノ世界のキャラクター達で
ドラマや映画ができるほどに沢山増えたなと寿司秋笑を通じて思いました。
呪文
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