小説『帆日部ミサキ/終末部へようこそ』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『帆日部ミサキ/終末部へようこそ』
彼女の故郷たる世界は消滅した
ゆえにニャンノ世界にて
CAPEは生きていた
ポニーテールははだけ
ボサボサの髪は
ニャンノ世界で生き抜くことの
激しさを物語っていた
ジャングル、終末の鉄の熱帯雨林を
越えた先には、光なんてなく
闇であった…だが、彼女にとって
この世界こそが、真実であり
現実であった…
ヤサシイセカイ
カワイイセカイ
カッコイイセカイ
数多の世界を超えて
自らがいる場所は
この荒廃した終末世界ニャンノ世界だった
理想はなく、希望もなく虚無と理不尽ばかりが襲い来る世界の狭間で彼女は
生きる終末部の部長として…
ak-47を携えて、眼前にいる
チチンプイくんとシシヨくんらと
共に終末世界を探索する
「さぁ、いこうか、私たちの戦いへ」
生存するためには進むためには
銃を持て武器を持って進むのみ
CAPEは死んだ…
しかし、心のCAPEは己で掴む
彼女の反抗、それに
ニャンノ世界には同じく世界を失った者ら
で溢れていた…ALTAIR,OPALの阿龍田姉妹である。他にも、ザコシに憧れるうちのAQUAやギャンブラーFROSTなど、CAPEこと帆日部ミサキは知っている…
世界を失ったものは一人ではないと、
同じ傷を持った者がいるのだと…
再構成された、この身体で、帆日部は進む
足が、魂が前へ進めと呼び掛ける…
荷物の中には色んな発見が詰まっている
「さぁ、行こうかチチンプイくん、シシヨくん」
GPU学園の外を出て、ニャンノ世界の先へ行く、仮想からゲンジツへ、虚構のままかもしれない…それでも生きているのはホンモノだ。
瞳の中のCrazyEyes、ボサボサ髪は命の躍動、紡ぎ出す泡沫のワルツと共に終末世界を冒険す…テクテクとテクテクと
爆弾おにぎりを詰め込んで…生きる
君たちの世界に魂はあるか
あるなら空に向かって歌おうか
Sing a Song for the Sun
ニャンノ世界より愛を込めて
呪文
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