言い訳を聞こうか・・・(剣道部主将)
「なんで? おにぎりは4個にしたし、オカズもお前が好きな唐揚げだぞ?」
「それとは別で、重大な案件がある。言い訳を聞こうか・・・」
俺は一瞬硬直した。怒っているのに口だけ笑っているのは凄く怖い。試合で見せる完全な戦闘狂顔だ。
やっぱ米を格安ブランドにしたことバレたか・・・。否、そんなことで怒るか?
「おにぎりの具が梅干ししかない! おにぎりの具と言えば鮭だ!」
「はあ? そっちかよ! 今日は鮭缶がなくてな。でも梅干しは疲労回復には良いんだぞ」
「否、おにぎりは鮭だ! 我は認めん! と言っても食べ物は粗末にするとお天道様に怒られる。我は本当に仕方なく食べるのである!」
「うーんお前、やっぱアホの子だな」
とアホの子が言う割には、俺の作った弁当は綺麗に完食した。
弁当の作る際に、ほぐし鮭缶がないのに気付いた。
時間がなくて仕方なく全部梅干しにした。本当は運動後は梅干しが効果的なんだよ。
ああ、それから俺はこいつの下僕ではなくて許嫁で、孝之といいます。誰も俺の下の名前知らんのが悲しい。
まあ、こいつ外見は凄い美少女で剣道も凄く強いけど、学力及び女子力全くなしのアホの子です。
ちなみに胸は、AAAです。
要するにまな板でパット2枚してもこの程度です、ハイ。
※指の数が多いのはご了承願います (*- -)(*_ _)
呪文
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