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リッコリコにしてやんよ⑥ 赤リコ

使用したAI NovelAI
本当にこんなとこにアイツらが捕まってるのか?
セカンドの2人と私の3人でここに来たわけだが。
人の気配が全くしない。アイツらが簡単に捕まるタマかよ。
だが、上からの指示である以上命令は絶対である。
居ないならその確認をしておかないと。
廃工場の裏口の前に立ち、セカンドの2人に指示を出す。
「いいか、私がここから突入するからこの出口から出ていく奴がいるか見張っておけ。」
「わかりました!」
目配せをして、一気に扉を蹴破り突撃する。

全くの無駄足だった。
誰もいないし、何の証拠も残されていない。
突撃したドアから外に出る。
?・・・おかしい。あの2人がいない!

「そこから動くなよ!赤い服の姉ちゃん!」
声の方に銃を構えるが、真っ暗で何も見えない。
突然スポットライトが、私の左右の離れたところを照らし出す。
私はそれを見て声を荒げてしまった。
「何してんだ!テメェら!」
それぞれ照らし出された場所で、セカンドの2人が男に犯されていた。

「どうする?あっちの青い制服の奴らお前が出てくるの待ってる間も散々ヤられてたんだが。お前が銃を捨てて降参しねえのならもっとこちらは楽しませてもらうだけだが。」
ざっと見たところ、離れ離れに人間を配置している。私がここからどちらかを助けに行ってもそこに着くまでに撃たれるだろう。
我々はこの仕事についた時から命などいつでも失う覚悟は出来ている。あの2人も勿論そうだ。
・・・だが、自分の行動で殺されてしまうのは・・
「どうした、まだアイツら犯され足りねえってか?」
「わかった。」私の負けだ。
銃をよう見えるように地面に起き、一番近くにいる男の方に蹴り飛ばす。
銃を手放した瞬間、男達がわらわらと私に群がる。
畜生!

数日後この組織は壊滅し、囚われていた人々は全員解放された。

たった1人の杖をついた男の手によって。

呪文

入力なし

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