Dive #33 放卵
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説明:
サンゴはポリープと呼ばれる小さな生物が集まってできています。
そのポリープが 5 月から 7 月にかけての大潮のとき、いっきにバンドルと呼ばれる精子と卵子が一体になったものを放卵します。バンドルを通称で卵と呼んでいます。これは受精卵ではありません。
放卵されたバンドルは分解されて卵子と精子がわかれて、それぞれ他のポリープが放卵したバンドルから出てきた精子と卵子とに出会って受精に至ります。
受精卵はやがてプラヌラ幼生と呼ばれるものになって、それが着底し新たなポリープとなります。
そのポリープが集まったのもが単体のサンゴとなります。
サンゴの放卵は都市部のダイビングショップスタッフだと一生に 1 度も見ることすらできないという、貴重な瞬間です。わたしは現地サービススタッフからの情報で放卵が近いと聞いて、狙ってツアーを組んで通い慣れた串本に行ったことがありますが、ですがもののみごとに外しました。
サンゴは年に 1 回しか産卵しないと言われています。また産卵の時間も数十分程度で終わると言われていますので、動画や写真に収めるというのは至難の業だったりします。
現地ダイビングサービスの知り合いと連絡を密にしてもなかなか遭遇できるものではありません。
それだけ人が目にする機会がない貴重な瞬間です。
さて今回はダイブマスターちゃんが彼氏のインストラクターくんとプライベートで夜の海に潜っているようです。もちろんサンゴの放卵狙いです。でもインストラクターくんはダイブマスターちゃんに別の用事もあるようです。
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Whisk
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