傭兵として着実に実力をつけていく紅椿
「ここの風は気持ちがいいなぁ!」
「そうですね…」
冷静沈着で隊を纏めるクーゲルが答えた。
「じゃあ孤児院にその金を届けてくれ!」
クーゲルに稼いだ金をバンと渡す。
彼女は走り去っていく。
彼女の理由をクーゲルは聞かない。
言わなくてもわかるからだ。
「ふっ、あなたのその光が羨ましいです」
彼は彼女に渡されたお金を懐に納め、
孤児院の方へと歩きだしていった。
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呪文
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