小説『世紀末おばあちゃん』【ニャンノ世界】
『世紀末おばあちゃん』
彼女は、終末の世界でウバルニャーの猫達と共に、日々、武装買物カートで突撃をしかけ、ジャイアニズム理論でサバイバルしている強者である。得物はトゲトゲ銃で
青甲羅で格上の強敵達を撃破してきた凄い奴、「人生世紀末なのにゃ!」ちなみに、猫語1級の資格を持っている。
全国悪人面集会のトップ、全ての悪を束ねる存在、アクダイラ氏の母君であり、御年102歳で、元気の秘訣は悪で在ることが、元気の秘訣だそうだ。
だからこそ、終末事変後の暗黒時代を生きてきた苦労からか、ネコニャリ時代を生きる若者達には、
「今の当たり前を当たり前と思うんじゃねぇでよ、常に心につえぇ武器たるもんを持っとけ」
と、トゲトゲ銃を売り付ける。
ウバルニャーの猫達は、トゲトゲ銃が標準装備(赤甲羅や緑甲羅)なのも世紀末おばあちゃんがヘッドだからこそのものである。
ゆえに、摩訶不思議食堂を襲撃してくると、見廻律警邏隊とはバチバチのバトルが行われたりと、店は必ずといっていいほどにボロボロになる。
「破壊した後の飯はうめぇなぁー!」
と、ヴィランの中のヴィランじみた笑みを浮かべるのだ。
「さぁ、次はスーパーちちぷいに襲撃駆けるとするかね」
神出鬼没の大悪党、世紀末おばあちゃんは今日も武装買物カートに乗って世界で悪たらんとす!
呪文
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