筆先
彼女の大事な部分は、すでに熱を帯びて湿り、筆の影がそこに落ちた瞬間、律子の身体はビクンと反応した。筆が触れるか触れないかの距離で、彼女の息は止まり、心臓の鼓動が耳元で響く。その一瞬の緊張感が、彼女の感覚をさらに研ぎ澄ませた。
「あ……近づかないで……でも……」
律子の声は、甘く震え、言葉の途中で途切れた。筆が、彼女の敏感な場所に触れる直前、彼女は目を閉じ、快感に身を任せる覚悟を決めた。そして、筆が初めて触れた瞬間――彼女の身体は、電撃が走ったかのようにビクンと跳ね、抑えきれない喘ぎ声が部屋に響き渡った。
筆の動きは、ゆっくりと、しかし確実に、彼女の核心を刺激していく。律子の脚は、さらに開かれ、彼女の身体は筆の虜となった。彼女の指先は、シーツを掴み、爪が食い込むほどに力を込める。筆が動くたびに、彼女の腰は自然と持ち上がり、快感を求めて悶えるのだった。
「ダメ……そこは……気持ち良すぎる……」
律子の声は、もはや抵抗ではなく、快楽への懇願だった。筆は、彼女の反応を楽しむかのように、さらに深く、優しく、彼女の敏感な部分をなぞり続ける。律子の身体は、筆の動きに合わせて波打ち、悦びの波が全身を駆け巡った。
呪文
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