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ある国の科学者たちは国の軍事力を強化するために、脅威であるドラゴンを使役しようと考えていた。
しかし、ドラゴンの力はあまりに強力で、捕まえることそのものが難しく、多数の死者が出てしまっていた。
また、多くの犠牲を払って捕まえたところで、ドラゴンをコントロールすることは非常に困難だった。

生きたドラゴンを捕まえることは難しいが、死んだ竜であれば容易であった。
竜同士が戦い、屍が積みあがっていることも多いからだ。
死んだ竜の素材を使用して、竜の能力を模倣するための実験を開始した。
優秀な騎士を集めて、竜の鱗を体内に移植する実験、遺伝子操作や薬物投与によるDNAの組み込みなど、
幾人もの騎士が犠牲となっていった。

騎士団団長として、数多くの戦いで勝利を収めてきた一人の優秀な男がいた。
ある戦いで重症を負った彼も利用し、ドラゴンの力を組み込むことを試みた。
彼は最初の成功例で、人の身で竜の力を手にすることができた。これまでは、肉体が耐えられなかったのである。
しかし、その力を理性をもって制御することはできず、失敗例の一つでもあった。
彼は暴走し、科学者・実験場もろともに破壊し、その場から去っていった。

行方をくらました数日後、各地で人型の竜が街を襲っているのが目撃された。

呪文

入力なし

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