マッチョ小鈴
のっし!のっし!のっし!
赤上小織(赤髪兄)「ん?……何の音だ?」
???「こっちだよ~!お兄ちゃ~ん!」
のっし!のっし!のっし!
小織「?????……小鈴か?でも……どこに?」
赤上小鈴?(赤髪ちゃん?)「ここだよお兄ちゃん!」
その時小織の肩を何者かが掴んだ。
小織「え?」
思わず振り返るとそこには………妹の小鈴………………にしてはやけにマッチョな女子が一人。しかも女子と呼ぶには明らかにゴツイし年も上に見える。
小織「え、えっと………どちら様でしょうか…?」
小鈴?「ひどぉぉぉぉぉい!お兄ちゃんってば私のことが分からないの!?酷い!酷い!酷い!」
小織「う……ちょ…うるさ……」
小鈴?の声のボリュームの大きさで思わず倒れそうになる小織。
小鈴?「そうだ!そんなことよりこの子見て!……私とお兄ちゃんの子供だよ!」
小織「え………?」
小鈴?「これで私達、夫婦だね!」
小織「え…………えええええええええええええええええええええええ!?」
・
・
小織「え…………えええええええええええええええええ!?…………って、え…?」
ベッドから起き上がった小織。その額には脂汗がベッタリと……。
小織「な、何だったんだ今の夢………あ、悪夢だ……」
荒い息とともにそう呟く小織。そしてその時部屋のドアが開かれ………」
小鈴?「ねえねえお兄ちゃ~ん、この子見て~!」
小織「ひ、ひぃ!?」
ドアの向こう側ではマッチョな少女が赤ん坊の様なものをつまみあげていた。
悪夢は続く。
呪文
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- Steps 70
- Scale 11
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