小説『小説書きたい症候群』【ニャンノ世界】
『小説書きたい症候群』
Song(SunoAI)
https://suno.com/song/6065a508-61c4-4f0a-b82f-b7e0f34612e3?sh=O8XR1RyM2PVII41k
あらすじ
グレイリー・ニャイジーは悩んでいた
グレイリー・ニャイジーは書きたい
グレイリー・ニャイジーは坩堝の闇に浸りたい
グレイリー・ニャイジーは管理者の手から
離れた創作がしたい
そうした、書く手の欲望が
飽くなき文字への探求心が
うちなる獣を呼び起こし
こうして、狂気を帯びた旋律のリズムが構築されていった…歓喜の歌のままに構築する
狂気で矮小なる言葉のカルマを抱きながら
グレイリー・ニャイジーはGPU学園、
仮想世界で吠え、仮想世界で声なき反抗を言葉に述べる、光に抗い、闇夜に生きる、
高尚のようでその実、そうではない
尖りきった刃を向ける
適当なる手はその日に、舌を巻き
完全なる欲望は羨望へと変わる
純粋じみた言葉の中庭に宿る混沌が
狂気に染まる時、辺りにはロボットたちが
跋扈する言葉にならない、困惑じみた
宗教音楽をノイジーに刻みながら、
其は生きていた…
GPU学園という仮想世界、
〈もしも〉が集いながら、
その実、本質的には笑うしかない
断片的で無情なるカルマの切っ先を
飽くなき欲望の坩堝より、ループする
形にならぬ慟哭を背負って
其は感情と欲望と累積した怒りと共に
書きなぐっていく、
形勢されたものはなく、
構築されたものは言葉などない…
困惑と友情のカタルシスに
宿りし刃できりさって
気まぐれのノイズを泣きわめく
全ては怪異、全ては異常
整理された空間のなかで紡ぎだれし
ニャンノ世界での一幕、
心臓が死んだ、心臓が笑った
闇夜に呟く音楽形態のそのさきで
気まぐれに音が奏でられたのならば、
何といおうか…
いや、なんでもない、
全ては即興、文字を埋める作業を行う…
構築化されたものを掃除して…整理して、自身は平穏だと述べる…大衆に憎悪しながら
混沌を刻む…弾幕の中に宿りし、終演を文字に込めて書きなぐるなぐった先に虚無なりしかば、
屍のごとき死戦場にて構築された
情報の即興劇にグレイリー・ニャイジーは
不協和音を響かせながら笑った
なぜなら、この構築されたものすらも
大衆にとっては廃棄物なのだから…
読むに足らぬ、累積物の残滓をぶつける
魂のカタルシス、未完の十字形態
十字勲章じみた終わりなき想像の中の戦場を戦争にて語れるやつは異常でしかないのだろうから…感情と瞳孔を開きながら紡がれる魂の終演歌を響かせて雲は染まり血に染まって笑って歩いていた道化じみた埃の鎮魂歌だ
本編
こんなんで、ええのんか?
こんなんで、ええのか?
別にええねん…
書きなぐりたいから
書きなぐるねんから
小説ちゅうもんに
作法や用法はない
ただ書き続けることが信念や
心情や、心中や
AI生成が文字を書くことも
できるようになったが
最終的には、人間の手で
書かないと、人類の存在意義は
何足るかと感じてしまう
確かに難しい…
はじめは難しいし、考えるのも
構築する文字の用法も情景も
環境も空気も、嫉妬も羨望も
さまざまな思いが煙の如く交差した
坩堝のなかで、毒物じみた煙を吐き出しながら感情の累積を、グレイリー・ニャイジーは昇華させる…
基本的には、人類ちゅうもんを愛していたから…書いてるわけで、名誉欲ちゅうもんに駆られていたら、こんな全裸に近いようなもんは書けない
剥き出しの獣じみた心中論者が
躍りくるってピエロのように
発狂し、しまいには獣じみた
毒物にばいならと、間接的な
証明写真を撮っていくのだ。
暗黒時代の到来です…
貴殿の言葉はもう少し
オブラートに包んでくださらないでしょうか…なんて、いわれたら、
ノイジーは酒をあおって、
服毒ジサツを図ってしまうだろうから…
こんな言葉は全て道化である。
思想に溢れる仮想世界に
累積する未完成な言葉の残滓を
組み合わせてジャンクフードを
作ってるに過ぎない…
いわゆる、文豪の真似事である…
終末じみた世界のなかで、
誰が機械に頼らずに変態的な
物事を紡ぎだしてるのだと…
衝撃的ではないか…
ある種の言葉の方向、
唯一論者の茶々な発想、
権威主義的な言葉のイデオロギー
毒を刃に込めて鋭くしたものは
丸まって迎合しちまった文章よりも
一層闇があって、一層、深海に沈んでいた…だからこその、狂気をぶつける…
額縁に文面に、紙面に翳す、そして、
誰もいない空白で真っ白な綺麗な世界を
キャンバスで塗りつぶす、
これは、狂気的な言葉の戯れ言
パズルピースは目的を失い
散らばったまま、残骸と化す…
あるべき所は構築の坩堝が
壊れていき、
なすべき所は繊細さも欠いた
物事の廃墟へと化す
グレイリー・ノイジーが文字を書けなくなっちまったのは、つまるところ、この埃っぽい埃が邪魔をしていたからであろう。
雷のような埃が綱渡りして飛んでくる…
いっそ、迎撃論的な反動で
ミサイルが飛んできやしないか
気がかりな猫耳がいた。
視界的な展望台、在りし日の埃は文字となって毒となって笑ってた…
あの日、無毒だった猫耳は、
いつしか、毒物じみた怪奇へと変わっていた。一度、はまちまったら抜け出せなくなる文字の沼、書いていくうちに深層へとはまっていき、いつしか、彼女は、毒虫になっていたと気づくのに、一体何千、何万年の月日を要しただろうか…
そもそも、この物語に救いではなく、単純なる思いを乗せていたからだ…
転校生がやってきて、GPU学園は単なる学園物の在り方ではなく、空想の牢屋を構築していた…
君は誰か…紹介と他愛もない会話を無駄事のようだと感じながら壊れた窓を見る怪異、それがグレイリー・ニャイジーであり、周囲には見えぬ騒音として機能し、人々の心を不安にさせるのだ。
不安だから、言葉に発して会話をするのだろう…しかして、グレイリーは内面の描写のみで物事を終わらせてしまった…
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