アヤナギ荘の日常 #16 -Everyday Ayanagiso-
ハルマは一人、自宅にて険しい表情を浮かべていた。
「う~ん…、う~~ん……、何したら一番目立つんだろ?」
周囲には試作中の衣装が数点、
クローゼットの扉に吊るされている。
マント付きの魔法少女風、
へそ出し小悪魔系、パンクファッション風――
「これじゃ足りない。もっと!もっとボクらしくて、
可愛くて、目立てるのがいい!」
ハルマは全身鏡の前でポーズを取りながら、
ブツブツとセルフプロデュースを重ねる。
そして数時間後――
「オッケー、決まり。これは“来てる”」
ハルマが手に取ったのは、
フリフリエプロンのメイド服とうさ耳カチューシャ。
「えへへ、カワイイに正解なんてないけど
……これは限りなく正解寄り!」
照明を調整し、鏡の前で一回転すると、満足げに頷く。
そしてスマホを手に取ると、少し不敵に笑った。
「これはもっと人数多い方が目立し、バズるかも…」
何か企みを孕んだ様子のハルマは
自信満々の足取りで、アヤナギ荘に向かった。
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