小説:先生の淫浴温泉・後
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5~6人はゆったりと入れる広さで、引き戸を挟んで露天風呂も併設されている大浴場、今そこにいるのは男と女の2人だけ。
静寂の温泉浴場にジュポ、ジュポ、と淫靡な音が響く。
雪恵が男の肉棒にしゃぶりつく音だ。これが自分の秘部に入れられることを想像すると、自然に自分の股間に手が伸びる。
はやく、はやく欲しい…!
雪恵の頭はもうそれしか考えられなくなっていた。
そんな雪恵を男は、餌が欲しくて自分に纏わりつくペットのような目で眺めていた。
「ふふ、もう我慢できないって感じですねぇ。」
男は雪恵の頭を押さえるように離す。「さあ、どこに欲しいんです?」
「ここに…雪恵のオマンコに…ください…」雪恵は男に尻を向け、秘部を指で開く。ムワァと熱を感じたのは、温泉の湯のせいだけではないだろう。
男はニヤリと口角を上げ、雪恵の腰を掴み、肉棒を雪恵のとろけ切った秘部にあてがうと、一気に押し込んだ。
「はあああああああああああん!」
浴場に響く絶叫。快感に体が満たされていく。
男が動き出す。雪恵も男に合わせて腰を振る。互いの体が打ち合う音に合わせて雪恵は喘ぐ。
「あっ、あっ、ああっ」
雪恵は既に限界に近く、ねだる様に腰を動かすが、男は巧みに緩急を付けた動きで焦らす。
「ああああん、焦らさないでぇ~。」雪恵は観念したように懇願する。
「もう限界ですか…? まだこれからですよ…」
男はそういうと、自分を雪恵から引き抜いた。
「ああ…!?」
「続きはあちらで…」男が指さした先は露天風呂だった。
雪恵に一瞬、理性が戻る。露天風呂は囲いがされているが、あそこで行えば流石に声が漏れるのではないか。
旅館の従業員に聞かれたら、不審に思って入ってくるかもしれない。
「嫌ですか? 嫌ならここで終わりますけど。」
それだけは絶対にイヤ!
男の言葉に雪恵の理性は吹き飛び、自ら露天風呂の方に脚を運ぶのだった。
満月が照らす露天風呂の淵に男は座る。
「さあ、どうぞ。」そそり立つ肉棒に雪恵はゆっくり腰を下ろす。
「はああああ…!」雪恵の体が再び幸福感で満たされる。
「自分で動いてください、貴女のいいように…ね。」
返事の代わりに腰を動かす雪恵。上下するたびに快感が押し寄せてくる。
「ふっ…んっ…」僅かに残った思考力で声を抑えるが、徹底的に焦らされた雪恵の体には儚い抵抗だった。
「んんっ…んあっ…ああっ」グラインドするごとに声が高く大きくなっていく。
「ああっ、あああ、はああ!」限界を悟った雪恵は、自分の一番感じるポイントに肉棒の先端が当たるように動く。
「…そこが一番いいんですか?」男は待ってましたとばかりに動き始める。
「んおおおおお! だっ、ダメぇ!」不意打ちに驚く雪恵だが、男は意に介さず動き続ける。
先ほどとは打って変わった激しい動きで雪恵の弱点を突き上げる。
「おおお!おああああ!」雪恵の声は喘ぎ声ではなく、もはや獣の雄たけびだった。
「そんな声出したら、外に聞こえますよ…」男は忠告しながらも動きを止めない。
そもそも男の声は雪恵には届いていない。
「おおおおおおお!イクッ!イクッ!」
「いいですよ、イッても。ほら、大きな声でイッてください!」男がいっぱいに突き上げる。
「んほおおおおおおおお!イクイクイクイクイク~!」
雪恵の体は大きく仰け反った状態で硬直している。
はっ、はっ、と短く荒い息を繰り返している。セックスでしか味わえない深く長い絶頂、それを堪能する雪恵の姿を男は満足そうに眺めていた。
「…はぁぁぁぁぁぁぁ」
永遠とも思える快楽が引き、至福の溜息を漏らす雪恵。それを確認して、男は再び動く。
「はあん!」
「盛大にイキましたね、先生。」
「ええ…気持ち…よかった…」息も絶え絶えに答える雪恵。
「それはよかった。僕も限界なんで、もう少し頑張ってください…」
2人は体位を変え、今度は男が上になり、男から雪恵に挿入した。
「はあああん、ああん!」
以前のような焦らしはない。男はただ己の欲望をぶつける様に力いっぱい打ち付ける。
一突きされる度に来る軽い絶頂。雪恵はいわゆる「イキっぱなし」の状態になっていた。
そしてその度に肉棒を締め付け、男に悦楽を与える。
「そろそろイキますよ」
「ええ、中に、膣内に出してぇ!」
男の動きが一層速く、激しくなる。雪恵にも再び深い快楽が押し寄せてきていた。
「はあああああああん! まっ、またイッちゃううう~!」
「おおおお!出る!」
雪恵の膣内に熱いものが注入されていく。
雪恵は名状しがたい幸福感に身も心も満たされていた。
「さて、体を洗いなおして、部屋に戻りましょうか。」
男は立ち上がり、快感の余韻に浸っている雪恵に囁く
「夜はこれから、ですからね。」そう言って手を差し伸べる。
男の言葉に、雪恵の奥底が再び熱くなる。
「うれしい…」
雪恵は恍惚の笑みを浮かべ、男の手を取るのだった。
終わり
また長くなっちゃった…
呪文
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