小説『THE・PAPYRUS』【ニャンノ世界】
『THE・PAPYRUS』
紙屋詩譜(かみや しふ)
才色協会 Weiß協会 白の法
法師
Schwarz協会の黒の協会長とは
同期であり、なぜ、彼女が
協会長にならないのかは
一重に、思考領域が増えるからであり、自身を参諜向きの人物だと定義した上で状況を捉えている。
冷静な分析は、例え、
混沌に見舞われようとも
崩壊することのない
線を構成している。
紙屋にとって、
重要なのは
感性に囚われた獣ではなく、
理性によって構成された
秩序の世界を欲していた。
ゆえに、紙屋にとっての
嫌いなものは、理性なき獣
情動のままに動く怪物であった、
モリノアオ オオミニャト要塞
を出れば、復興すれど、
怪物達が壊した残骸がそこかしこに散らばっている。
再生すれど、崩壊している
生きながらに死している…
死にながらに生きている…
異常な理を破壊せんと
狂気の扉が唐突にやってくるのだから、紙屋は煙草を吸って、
考える。
「全てが理の上で進めば楽になるのにな…」
才色協会に入り、
世界に仇なす怪物どもに対処しようと思ったのも、混沌とした世の中に対する疲れから来るため息であった。
人類の愚かしさや愚かさというものは怪物と同義であり、其が
彼女の中で修正しようと思った、何よりの理由でもある。
廃墟、瓦礫、空は
塵芥の上で、砂時計の音を立てながら進んでいる。
世界は狂気か真か?
終天ユグドラシルの上で
踊っている…
書物を開き知を求める
知識求めずして、
世界は見えぬ
拓かねば、見えぬ光の上で
憂いの音楽は
今日もラッパを鳴らしている
崩壊か再生か、
現状、光からは
かけ離れていて
しかしながら、
その状態に対処しなくては
ならないために、
紙屋詩譜は白の法師として
マホウの観点から
世界を見つめるのだった。
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