第1幕「出会い」|和陰少女 をNoteに掲載いたしました
人と人ならざる妖怪と呼ばれる異形のモノがいた時代の、とある国。
一匹の白蛇の妖怪と、人を治める殿がいた。
力の強い白蛇はその力を統治に充てることなく、人との共生を望んでいた。
一方で殿は、その共生に甘んじたずさんな統治を行っていた。
良く言えば、緩い縛りのない性善説に基づいた統治が両種族間で成り立ち、
人と妖怪は無駄に干渉せず、時に協力し合う――そんな時代だった。
だが、陽があれば陰もある。
その陽の輪に入れぬ者も、確かにいた。
人を襲う人、妖怪を襲う妖怪。
人を食う妖怪、妖怪を悪と決めつけ切り捨てる人。
異種交配が起きないことをいいことに、互いをはけ口として傷つけ合う者たち。
多くはないが、珍しくもない。
全体で見れば、ぎりぎり成り立つ、居心地のいい時代。
――どちらにも属せない黒いヘビが現れるまでは。
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「はぁ、しんどっ。
山、なめてたわ…」
「ほんとにこんなとこ通ったのぉ?…
ここから妖怪の領地でしょぉ…」
「さっきのおじさん、嘘ついてるんじゃ…」
「あーもう、無理っ!
きゅうけーい!
どっかで休もっ!」
「んっ何だろあれ?
集落の廃墟?」
「こんなところに昔誰か住んでたのねー。
ちょうどいいわ、一休みさせてもらおっ」
「このボロ屋でいいか。
よっこらせと。」
「ん?
なにこれ!
最悪!
うんち落ちてんじゃん!!」
続きはNoteで。
https://note.com/kemmy_02/n/n89934fbf10b3?app_launch=false
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